現在のたんぱく質ブームにあやかって、次は魚もブームが来るかも

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魚料理

次は魚ブームが来るかも

最近は肉ブームと言われていて、飲食店も肉を前面に押し出しているお店の売り上げが好調です。

僕の職場に営業に来る様々な食品業者さんも、肉の需要が増えているので・・・と、最近は肉料理関連の商品を厚くしていて、それらを紹介していきます。

熱心な業者はサンプルをいくつも持ってきて、その日の夕飯が辛い、なんてこともありますが。

肉の人気は定着する勢い

そんな肉ブームは定着して一過性のものではなくなると思います。

これは健康ブームから運動、トレーニングのブームへ移行しているのが現在で、トレーニングがそのまま日課として定着する人が一定数いる→そういった人は筋肉などの原料となるたんぱく質を十分に摂取するようになる→手軽に摂取できるたんぱく質は肉類が多い。

こういった流れからも間違いない所だと思います、

実際に僕の周囲も以前よりたんぱく質に意識を置いて食事をしている人が増えてきています。

魚はなぜ肉ほど人気がないのか?

同じたんぱく源となる魚はどうして肉類ほど人気がないのでしょうか?

これにはいくつかの原因があります。

魚が不人気な理由1:食べ方にもよるものの、骨があって食べにくい

もちろん刺身で食べる、最近はサラダフィッシュなども展開されているので、気にしなくても良いのですが、メインとなる切り身を使用する際には少し骨が嫌がられる傾向も確かにあります。

魚が不人気な理由2:価格が肉で考えた時よりも高い

個人的にはこれがもっとも魚よりも肉に手が出てしまう点ではないかと思っています。

僕が職場で献立を立てる際にも、実は魚はもっと取り入れたいのに、予算の都合で回数を制限することが多いです。

鶏肉の100gと魚の切り身100gではザックリでも倍近くの違いを覚悟しています。

特にたくさんのたんぱく質を摂取したい方はたんぱく質1g当たりいくらで摂取できるかという点にも気を使うので、そういった場合にはやはり肉が選択されがちです。

魚が不人気な理由3:嗜好的に肉の方が好まれる

子どもの好き嫌いを見ると明らかですが、魚好きの子どもよりも肉好きの子どもの方が顕著に多くなります。

地域差などはもちろんありますが。

そして最近は女性トレーニーも増えましたが、少し前まではたんぱく質摂取にこだわるレベルのトレーニーは男性が圧倒的に多く、男性はやはり肉を好む傾向があります。

こういった嗜好的な部分から肉が食卓に並ぶことが多くなります。

細かい点を挙げれば他にもありますが、大まかなところではこのようになります。

魚の巻き返すポイント

それでも僕は魚がある程度は巻き返してくると予想しています。

その理由としては、以下のようになります。

魚の巻き返しポイント1:脂質の質が高い

肉の飽和脂肪酸は以前ほど悪者扱いされなくなりましたが、そうはいっても魚の脂質に比べれば質は劣ります。

特に青魚や鮭に含まれるDHAやEPAは血栓の予防、脳の血流の改善という面から、一時記憶する能力が高まることや、アルツハイマーなどの予防に関しても効果が期待されています。

実際僕はEPAとDHAはサプリメントで補給しています。

トレーニーの方も同様の方は多くいるようで、魚の脂質の重要性は認識されています。

ただ、価格だけを見ると魚でたんぱく質+脂質を摂取するよりも

プロテイン+サプリメントの方が安く済んでしまうことも多いので、こういった取り方になります。

普段肉食の方こそ、コンスタントに魚からも脂質を摂取することで健康的な脂質のバランスを取ることができます。

魚の巻き返しポイント2:価格も気にしない人が増えると予想

トレーニングを趣味や日課にする人も増え、セレブな方々もその有用性に気が付いて取り入れるようになってきています。

お金に対する制約が少なくなるほど、健康的で自然な形で栄養を体に入れたいという方が多くなります。

プロテインも食品ですが、それよりも加工されていない肉などでたんぱく質を摂取したい。

というような感じです。

(単純なたんぱく質の摂取量だけを増やす場合には肉だと量が多くて辛くなりますが・・・)

そこで、魚であれば脂質も摂取できる。

サーモンであればアスタキサンチンという抗酸化物質も摂取できる。

そして、料理でもオシャレなアレンジもたくさんできます。(インスタ映えもOK)

魚にハーブをまぶして焼き、白いプレートに盛り付けて少し野菜を沿えたらそれだけでもゆでたササミよりもオシャレというものです。

白身、赤身など、使い分けることで飽きにくいし、含まれる成分も異なるので気分と、摂取したい栄養素で、レパートリーも変わります。

胃がもたれているから今日は脂質が少な目の白身魚を軽く煮て食べよう、というようなアレンジが簡単です。

肉は柔らかくするのに手間がかかります。

こういった点でも優れています。

こういった長所に目を向けたならば、価格もそこまで気にならないという層は増えると思います。

魚ブームがくるかもという予想 まとめ

魚は脂質として不総和脂肪酸を多く含みます。

これは肉や調味料(油)から摂取する飽和脂肪酸とは異なるもので、飽和脂肪酸は過剰に摂取しがちであることを考えると、バランス的に飽和脂肪酸を控えて、不飽和脂肪酸を増やすことは健康面でも理に適っています。

価格の面についても、魚のメリットを認識していれば気にしない人も増えてくるでしょう。

特にトレーニングのように富裕層にも取り入れる人が多い趣味(実際に会社社長や役員の方の趣味や気分転換に取り入れられることも多い)では、価格は安ければ良いというものでもないので、今後トレーニングする人の人口が増えることで自然と価格を気にしない層は伸びるので、魚が話題になる日も来ると思います。

特に女性は肉をたくさん食べることに不慣れであったり、抵抗があったりと言う方も多いので、魚を上手に取り入れながら健康的に体を良い方に向かわせていくことは重要だと思います。