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日本人の魚介類の消費量は減少傾向
ある日テレビを見ていると
「日本での魚の消費量が減少しており・・」という内容の報道がありました。
これを聞いて、何となくやっぱりな、と思う自分がいたのですが、振り返ってみると心当たりはそれなりにあるもので
家での食事、給食献立のどちらでも該当する点が多くありました、
今回はその内容について書いていこうと思います。
※個人的には、日本人の魚の消費量と言っても、地域差は大きいと思っていて、漁業が盛んな地域では変わらずたくさん食べられているだろうということは理解しているつもりです。
魚の消費量が少なくなる理由
では、早速僕が思い当たる点について書いていきます。
魚は肉などよりお高い
これも地域差はあると思いますが、基本的にスーパーなどでは同じ重量であれば肉の方が安い傾向があります。
もちろん肉にもピンからキリまであるのですが、スーパーなどに来る一般的な購入層の選ぶことが多いレベルではそういった価格関係があります。
重量での比較にしたのは、食べた際の満足度の比較として扱いやすいからですが、お腹にどれ高のものが入ったかで満足度は変わるのであながち間違いでもない日飼うだと思っています。
給食でも魚1切の価格を考えると、昼だけで考えても週に1回くらいに抑えてしまいます。(土日もあるところなら2回くらい)
焼くとグリルの掃除が大変
かなり魚焼きグリルも進化してきていることから、楽になったとは言え、それでも調理後のグリル掃除は大変です。
肉もグリルで焼くことができますが、魚ほどこびりつくことは無いですし、肉は痛めたりする方が多く焼くにしてもフライパンで調理することが多いのでこういった問題に直面しにくいです。
もちろん魚もフライパンなどで調理することは可能ですが、直火の魅力も捨てがたいところです。
まぁ、グリルについてはそこまで大きな問題ではないと思いますが一応書いておきます。
子どもの嗜好的に肉によりがち
これは子どもがいる家庭では実感させられると思いますが、子どもは魚がそんなに好きじゃない子が多い!(嫌いというわけではない)
実際我が家でも魚でも全く問題なく食べていますが、肉の方がテンションは高いし、食べ終わるのも速いです。
魚と肉が主菜のメインとして競合し合う事が多いという関係上、どうしても肉で簡単に子どもを喜ばせる方を選んでしましますし、家系的にもそちらの方が財布に優しいので、ついつい肉を買ってしまうということはあると思います。
加工品も肉が多い
冷凍品やお惣菜、お弁当も魚より肉が多くなっています。
これは手軽な食事を購入する層が肉を好むということもあるのでしょう。
鶏のから揚げなどは冷凍品でも、スーパーのお惣菜でも、コンビニのお弁当でも見かけます。
こういったオールラウンダーが魚にはいないという感じですね、
もちろん今後魚が流行って市場での力関係が逆転する可能性がないというわけではありませんが・・・
魚の優れている点
魚は肉と比べた時に栄養的に劣っているという事はありません。
たんぱく源としては肉とほぼ同等のレベルですし、脂質で言えば、肉の飽和脂肪酸は過剰摂取が問題視されていますが、魚の不飽和脂肪酸は多めに施主することが推奨される良質なものであることなど。肉よりも優れているとさえ言えます。
刺身など、生で食べられる食材の多さも魚介類の強みです、加熱によって壊れてしまう栄養素もある中で生食ができるというのは大きなメリットです。
こういった面も考慮して、魚も食卓に登場する機会を増やしたいところです、お財布が許せば。
肉が優位な理由
健康面への配慮として、魚を多く食べているという人もいます。
港のある地域ではもちろん魚を中心とした食生活が送られているところもあります。
でも、肉を食べる人の割合多くなっているのは
魚を全く食べないという人が一定数いるためです。
肉を食べないようにしている人もいないではありませんが、魚を食べないという人よりは圧倒的に少ないでしょう。
このため、肉と魚のどちらが良いかなどの議論をすることはあまり意味がないし、どちらも食べた方が良いということを前提にしつつ、自分達の生活の中でのバランスを取ってい食うことが良いと思います。