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その細マッチョは筋肉? 脂肪がないだけ?
日本人はどういうわけか筋肉ムキムキの体に抵抗感を持つ方が多くいます。
その反面、細マッチョという謎の単語が女性受けする体だと認識されています。
細いのにマッチョという矛盾。
この多くは誤解による認識となっています。
細マッチョがマッチョではない理由
細マッチョの多くが腹筋が割れているかという評価になっています。
では、腹筋が割れている状態、いわゆるシックスパックを作り出すのに腹筋を鍛えて、筋肉量を増やす必要があるのかというとそんなことはありません。
僕は小学生の頃、大した運動習慣もないのに腹筋が割れていて、同級生に驚かれましたが、実のところ体脂肪率が非常に低くて、腹筋が浮き出ていただけだということを、大人になってから気が付くに至りました・・・・
腹筋はどんなに鍛えても大きくなりにくい筋肉で、腹筋を浮き上がらせるためにはトレーニングよりも体脂肪を減らすことの方が余程重要になります。
このため、細マッチョにするためにはマッチョになる必要はなくて、じつはガリガリになる方が近道だったりします。
実際のところ、某男性アイドルグループを排出している事務所に所属しているタレントの多くはガリガリという評価になるBMI18以下になっているだろうとテレビなどで見かけるたびに思います。
あの体型をカッコよく表現したのが細マッチョの始まりという気がします。
細マッチョがマッチョかどうかは実は関係がない
多くの女性にとって細マッチョが筋肉なのかどうかは実は興味のない部分となっています。
日本の女性に受けの良い体形=細マッチョとして利用される言葉であって、細マッチョ自体にきちんとした定義が必要ない、あるいは本来的に曖昧なものなので定義をする必要すらないという面があります。
自分たちが良いと思うものに対して、言葉での評価という意味では「萌え」に通じるものがあると思います。
それぞれにそう思う範囲に違いなどはあるけれど、それらを踏まえてお互いに理解し合ったりする基準というイメージです。
細マッチョには2種類が存在している
細マッチョの中には本当に体をしっかり鍛えていて、その上で体脂肪も少なくなるように調整している人もいます。
ただし、筋肉量が多すぎると万人受けしにくくなるので、バランスは難しいところですが。
そして、ここまで書いてきた筋肉は少ないけれど体脂肪が少ない状態を指しているもの、という2種類の細マッチョがあります。
好みは大きく分かれるでしょうから、女性と会話する時にはどちら寄りが好みなのか探ってみることも面白いかもしれません(火傷は自己責任で)
すべては筋肉と脂肪のバランス
結局のところ、同世代の女性でも「細マッチョ」の定義は人それぞれです。
筋肉の付き具合と、脂肪の付き具合、これらの比較的万人受けしやすいゾーンが細マッチョと言われている状態ということになります。
男性は無理に細マッチョを目指すよりも、自分の価値観で体を作っていって、それを良いと感じてくれる人を探す方が良いかもしれません。