サプリメントのファットバーナーは購入前にチェックしてから
ファットバーナーと呼ばれる商品があります。
これは脂肪燃焼を促してくれるサプリメントの総称です。
あとは、有酸素運動のプログラム名として使用されることもありますが、今回は脂肪燃焼を促すサプリメントに絞った内容となります。
ただ、単純に脂肪燃焼と言っても、そのために含まれる成分などは様々なものがあります。
このあたりは「ダイエット」「脂肪の吸収を抑える」等を謳う商品に似ている部分です。
今回はこのファットバーナーを購入する際の注意点などについて書いていきます。
ファットバーナーで得られる効果
最終的には脂肪燃焼という事になりますが、商品のパターンとしては以下のようになります。
ファットバーナーの効果1:代謝を良くする
発汗が増える、体温上昇など、基本的に体の活性を高めて脂肪燃焼を促進します。
ファットバーナーの効果2:食欲を抑える
食欲を抑えることで新たな体脂肪の合成を少なくします。
ファットバーナーの効果3:持久力を高める
基本的にファットバーナーは運動前に飲んで脂肪燃焼を高めるために使用されます。
このため、運動を継続しやすいように持久力をたけめる成分が含まれるものもあります。
ふぁっと
この中でいくつか組み合わせた商品が最近の主流となっています。
ここまで見ていただければ何となく分かると思いますが、基本的には運動での脂肪燃焼効果に対するブースターとして利用されるので、ただ飲んでゴロゴロしていても効果は期待できません。
ファットバーナーの副作用
ファットバーナーの副作用1:動悸や息切れ
身体の活性が上がることで、血流や脈拍も増えるので、運動などに慣れていない人が飲むと体に負担に感じることがあります。
その場合は無理をしないで、まずは軽い運動で体が脈拍などを上げることを自然な感覚で耐えられるくらいになってからの使用をおすすめします。
むしろそのための有酸素運動で軽くダイエットできそうですが。
脈拍などを上げることに慣れていない体に鞭を打ってまで無理に服用することは危険です。
ファットバーナーの副作用2:眠れない
大体の商品について脂肪燃焼を更新し、集中力も高めることができるカフェインが含まれています。
そのため、午後に服用すると睡眠を阻害してしまうことがあります。
カフェインがどのくらい効果が出るのかは個人差が大きいので、まずは午前中に服用してみるなどして、睡眠への影響を探ってみる方法を取ることが安全です。
ファットバーナーの副作用3:脱水症状
汗を普段よりも多くかくようになるので、水分、ミネラルの摂取はいつもよりも頻繁に行う必要があります。
水分摂取を怠ると、脱水症状による倦怠感や頭痛などの症状が現れることもあります。
実はネットでの口コミなどでも副作用について書いているHPなどもあるのですが、あまり具体的ではなくて、その商品の悪い所というよりも、「含まれる成分的にこういった可能性があるよ」という程度のものがほとんどなので、副作用からの商品選びは難しい部分があります。
そのため、含まれる成分などを吟味する必要があります。
ファットバーナーに含まれる成分として代表的なもの
ファットバーナーの成分1:L-カルニチン
脂肪燃焼を促す成分です。
これがラム肉に多く含まれるという報道が出て、一時期ジンギスカンがブームになりました。
これは本当の事なので、ジンギスカンやラム肉をハーブと塩コショウだけで焼いて食べるなどはおすすめですが、ラム肉嫌いな人も案外多いのでジンギスカン定着しなかったんですかね・・・個人的には大好きです。
L―カルニチンは加齢とともに体の中から減少していく特徴があり、加齢とともに痩せにくくなる理由の一つとなっています。
ファットバーナーの成分2:カフェイン
詳細はこちらを参照
眠気を覚まし、集中力を上げ、脂肪も燃えやすくします。
運動前にはブラックコーヒーでも効果あります。
ファットバーナーの成分3:BCAA
これは最近ではあまりファットバーナーには含まれていません。
むしろ個別にBCAAが立場を確立したためとも言えますが。
脂肪を燃やすというよりも、筋肉の分解を防ぐこと、筋肉を作ることの機能の方が有名だし、効果も大きいものとなっています。
ファットバーナーの成分4:カテキン
緑茶に含まれる脂肪燃焼効果のある成分はカテキンです。
これは日本の製品に多く含まれる印象。
ヘルシアはこのカテキンを高濃度にしたものを含んでいる商品として有名です。
体脂肪の燃焼に効果的です。
一方で鉄分の吸収を阻害してしまうので、貧血が気になる方は、カテキンなどの緑茶成分が含まれない商品を選ぶことをお勧めします。
ファットバーナーの成分5:ガラナ
ガラナの種子にはカフェインが含まれています。
その他にも滋養強壮や疲労回復にも効果があることから、商品に含まれることがあります。
ファットバーナーの成分6:ラズベリーケトン
これは最近注目されている成分になっています。
脂肪の燃焼を促し、エネルギー源として脂質を使用するスイッチを入れてくれる成分となっています。
こういった痩せる成分の他にも
・ビタミンなどを添加
・疲労回復成分を添加
こういったものが複合的に使用されています。
または、ハーブを使用したものもあります。
こちらは科学的に証明しきれていない部分も多いので今回は割愛しましたが、効果的なものが生まれてくる可能性はあります。
ファットバーナーについて まとめ
ファットバーナーには様々な脂肪燃焼の為の成分などが効果的に含まれ、商品も日進月歩という印象で新しいものやバージョンアップしたものが登場してきます。
個人個人で商品との相性があるのもファットバーナーの特徴だと思います。
含まれる成分が多岐に渡るからこその特徴とも言えます。
そして、有効成分はほとんど何らかの食品などで補うこともできます。
ただ、それだけの種類を補おうとすると食事だけではお腹いっぱいで摂取することが困難です。
このため手軽なファットバーナーが存在すると言えます。
個人的には現在はファットバーナーを使用していませんが、以前はいくつか飲んでいたことがあります。
その中で感じたことは、効果を体感する際に必要以上に発汗が気になってしまう点がありました。
汗をいつもよりたくさんかくと、それだけでそのファットバーナーが優れている気がします。
確かにそれだけ代謝が上がっているので、効果があると言えるのですが、実際の体脂肪量の減少などの数字以上に、体感として重視してしまいます。
もちろん汗の量も指標のひとつにはなりますが、あくまで本来の目的である体脂肪量の減少がきちんとなされているか、体脂肪を計測しながら確認することが大切だと思います。
こういった点を踏まえて、必要であれば、自分に合ったものを探してみてください。