断食(ファスティング)ダイエットのやり方と基礎

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断食 ファスティング

断食(ファスティング)について

断食は元々宗教的な背景から行われるものでした。

水分も取らない方法もあれば、水のみ飲める形を取ったり。

他にも様々な理由と方法で世界的に行われています。

近年は体の休養やリセットとして利用されたり、ダイエットの方法としてファスティングダイエットという言葉で使用される機会も増えてきました。

今回はこの断食について、主にダイエットの面から触れていきます。

断食の目的

美容や健康を目的としたもの

・胃腸をはじめとした消化器官を休ませる。

・デトックス

・ダイエット

こちらは一般的にも耳にしやすいところです。

それ以外の目的があるもの

・ハンガーストライキ

・宗教的な断食

一方のこちらは思想的な部分が強いものになっています。

今回は上記の美容健康を目的としたものをメインに話を進めていきます。

断食の効果として

数日継続すると五感が研ぎ澄まされる、意識がクリアになるなどが挙げられています。

(科学的にそれが本当に五感が敏感になるという事なのかは分かっていませんが)

食べないので体重は減ります。

ただ、この痩せ方については賛否もあります。

効果が分からないもの

以前は「断食をすることで宿便を排出する」という旨のことを言われていましたが、宿便というものが内視鏡などで見ても存在しない(科学的には宿便というものは無い)と言われてからは、この部分はあまり触れられなくなりました。

断食のデメリット

栄養の供給が滞るので、脂肪を溜めこみやすくなる事や、代謝が下がる事などが懸念されます。

エネルギーが入って来ない状態を作る事で、脂肪だけでなく、筋肉からアミノ酸やエネルギーを、骨からカルシウムを取り出すので、健康的にマイナスの影響が考えられる。

最近のファスティングダイエットはこの辺を考慮して、短期間であったり、何も食べないという事ではなかったりと工夫がされているものが多くなっています。

断食の方法

断食には様々な方法があります。

昔の方法も少しずつアレンジなどされてきています。

①お寺やホテルで行われるファスティングダイエット

食事は全くとらないか、朝に少量食べる程度で行われることが多いです。

日中に少し体を動かすプログラムが組まれていることが多く、特にお寺のものだと、修業のような面もあり精神的に辛い部分があるようです。

実際最初の1~2日は参加したことを後悔する人も多いようで、それを乗り越えた人達は年に1~2回通う様になったりするそうです。

ダイエットというよりは精神的な部分を消化器官と共にリセットするという目的で利用される方が多い印象です。

②プチ断食

期間について、最近はかなり色々な種類のものが提唱されています。

短いものだと、朝食を抜くことをプチ断食という表現をしていたり、2~3日をサイクルとしていたり。

基本的にはちょっとした消化器官の休息とちょっとしたダイエットとして利用されることが多くなっています。

ちょっと前の主流と言えます。

③酵素ダイエットと言われるファスティングダイエット

これが最近主流な印象です。

何も食べない訳ではなく、酵素ドリンクなどを積極的に取り入れています。

次からはこのファスティングダイエットの方法についてまとめていきます。

ファスティングダイエットの方法

準備期

まずは断食という訳ではなく、胃腸への負担を減らしていきます。

消化の悪いものと、胃腸に刺激を与えるものを避けた食事をします。

消化の悪い物

肉類・乳製品

胃腸に刺激を与えるもの

香辛料(特に辛い物)・カフェイン・アルコール類

この他、食品添加物も避けた方が良いというのが多いです。

個人的には、野菜は推奨されていることが多いのにちょっとした矛盾を感じます。

食物繊維は消化吸収できないので、胃腸に負担ある程度かけるはずなんですが・・・

便の元になったりはするので、相殺といったところなのでしょうか。

ファスティング期

食べ物ではなく、消化器官に負担をかけないドリンク状のものを摂取します。

ここで、流行りの酵素ドリンクを取り入れるわけです。

単純な断食で起こる栄養不足を酵素ドリンクで補いつつ、胃腸への負担は最小限にしてファスティングを継続するのが目的です。

酵素ドリンクは手作りもできるのですが、手軽さの面などから、市販のものを推奨することが多いです。

正直空腹に悩まされるので。負担を少しでも減らさないとシンドイという面があります。

復食期

これはどんな断食の方法を取ったとしても必要になる重要な部分になります。

胃腸は固形の食べ物を食べないことに少しずつ慣れていた(期間によっては完全に慣れていた)ので、消化の良い、重湯のようなものから少しずつ段階を上げて、最終的に以前の食事に戻すことが望まれます。

固形のものを久しぶりに噛みしめることは、食材のもつ純粋な味に対して舌が敏感に反応することから、「感動である」という表現をする方も珍しくありません。

こういったサイクルを経ることで、体内の状態をリセットし、余分な体重を減らすというのが、最近のファスティングダイエットです。

プチ断食バージョンもあり

金曜から消化の良い物を食べて、土曜断食、日曜復食なんて方法もあります。

僕の断食についての考え方

長期のファスティングダイエットだと、断食のデメリットである栄養の不足のリスクが高くなります。

どんなに酵素ドリンクなどで栄養を補うとはいっても、たんぱく質や脂質は補給されていないので、筋肉の分解などは起こってしまうからです。

そういったデメリットを最小限にしつつ、胃腸を休養させるという狙いで、まずは短期間的に行うことがお勧めです。

実際芸能人の方でファスティングダイエットをしていると公言している方々も撮影に向けての最終的な体重減少に短期間利用しているという方が多いですね。

実際に数日やってみると空腹感が強く(特に2~3日目)、何もしていないとむしろ辛いので、軽いウォーキングなどをして脂肪燃焼を促すのは効果的です。

体内の糖質も少ないので、脂肪を効果的に使えます。

長期間行う前に短期間で経験を積んで、自分の体の変化など分かってから期間を少しずつ伸ばしていくことが望ましいです。

断食をおススメしない場合

個人的にはスポーツをしている人には基本的にはお勧めしません。

理由は、練習や試合を行う時期であれば、エネルギーが入って来ないので練習や試合そのものに対するパフォーマンスが下がること

そして糖質の変わりのエネルギー源として筋肉を分解してしまうことは避けられないためです。

仮に通常通りの強度のトレーニングを実施できたとしても、筋肉の材料となるたんぱく質は補給されないので、プラスになる面はほとんどありません。

どうしてもやりたいのであれば、試合の無い時期や完全に一定期間休養することができる時期に取り組めますが、マイナス面の方が強いと思います。

断食(ファスティング)まとめ

ファスティングダイエットや断食と聞くと

空腹に耐えて何も食べないで数日過ごすという印象でしたが、最近は少しずつ変わってきていることがお分かり頂けたかと思います。

固形物さえ我慢できるのであれば、分かりやすいという点から取り組むハードルが低い反面、どうしても食べたいという方には辛いのが特徴的です。

たんぱく源の補給が少ないなど、課題もあるので、あまり頻繁に行う事はおススメしませんが、年に数回のリセットという意味では、ひとつの方法ではないかと思います。