栄養士をしていると、外見を良くするために食事や体重をコントロールしたいという人に多く出会いますが、良く見せたい対象について男女差があるという事を感じました。
今回は外見を良くして誰に良く見られたいのか?
こういった視点から書いていきます。
男女で意識する相手が異なる
僕も男性なので、男性の気持ちは理解しやすく,非常に単純に感じます。
男性が外見を良くしたい理由はズバリ「異性にモテたいから」
モテるまではいかなくても、異性からの見た目を気にしての行動であることがほとんどです。
むしろ同性からの視線については二の次という感じ。
友人に「お前かっこつけてるな~」と言われると、恥ずかしいですが、そこまで気にしない。
・彼女が欲しい
・好きなあの子に振り向いて欲しい
こういった部分が大きくあります。
もちろん例外的なものもある
僕が着る物などを意識しはじめたきっかけは
「母と妹がうるさいから」です。
案外こういう人もいるのではないでしょうか?
僕は、別に周囲からかっこ悪いと見られることを気にする繊細さを持ち合わせていませんでしたが、
母や妹は
身内がそんなだと恥ずかしかったのでしょう。
そのおかげ(?)で今は当たり障りのない恰好は大体理解してその範囲で服など選んでいます。
ただ、身内には今でも、「まだ髪切らないの?」など
会うたびにチェックをを受けます・・・
女性の場合
女性は外見を気にする際にもちろん気になる男性から良く思われたいという人もいますが、それよりも多く、「同性からどう見えるのか」これを気にする人が多いです。
男性から見てオシャレであることよりも女性から見てオシャレであることのほうが重要なようです。
最初はどうして異性より同性の目を気にするのかと不思議に思っていました。
女性同士でライバル関係でもあるのかと思う事もありましたが
個人的にたどり着いた答えは
・女性の方が身なりを気にする人が多いので男性の目よりも確かである
・その女性から見てOKであれば男性はほぼOKと見て良いだろうという根拠
要するに女性の方が外見を気にする・オシャレな人が多いので、その女性から見て合格であれば、外に出ても恥ずかしくないだろうという感じです。
確かに僕に「どう見える?」と外見やファッション、特に化粧のことなど聞かれたら、大体「いいんじゃない?」で合格になってしまいます。
これでは困るので、分かる人に細かくチェックしてもらいたくて同性にお願いするのでしょう。
思えば、僕が適当な恰好をしていても何か言ってくるのは母や妹といった女性人でした。
周囲への敏感さの違いもあるのかもしれません。
一方でそれが悩みになることも
女性がこういった面から女性に助言を求めることは多く、その理由も何となく分かってきましたが、女性の目は厳しい部分もあり、友人相手なら批評にも手心が加わることもあるでしょうが、ネットなどでは厳しい意見も出てきます。
身近な人たちからの意見だけでは不安なのか、ネットで健康について検索すると女性が「同性から見て私はどう見えますか?」という質問をしているケースを多く見かけます。
手心の加わらない第三者の意見を聞きたいようです。
なぜ、そんなに他人の目が気になるのか個人的には理解が追い付かない点でもありますが、こういった他人の目がかなり気になる人はそれなりにいることが分かります。
常に他人からどう見えているかを気にしすぎると、外見を飾るための出費も増えますし、姿勢や動作も何となく自信がなくなってしまい、猫背になったり、小さくまとまってしまいます。
あまり気にし過ぎるのも考え物です。
男性の目線
男性はすごくオシャレな人もいますが、外見にそこまで気を使っていない人の方が圧倒的に多いです。
そして、すごくオシャレな人でも、僕に優しいことが多い(笑)
他人にまで、自分と同じレベルでそういったものを求めていないようです。
これも女性が男性と比べると厳しい同性の目線を気にする理由かもしれないですね。
でも、男女共に、相手が悪目立ちしなければ実はそんなに気にすることもないと思います。
僕の人生では、それで困ったことはありません。
当然、知らないうちに僕に愛想を尽かして離れてしまった人はいるのかもしれませんが、それはお互いの価値観が合わなかっただけなので、どちらかが無理をして一緒にいるよりもお互いに良かったとも思います。
むしろ僕はオシャレ度の高い人を見かけるとそのオーラに気圧されて近づけません。
この辺もほどほどの方が万人受けするのではないでしょうか?
女性は異性より同性の視線を意識する まとめ
今回は男性・女性で誰に見られることを特に気にするのかという話を書いていきました。
・男性はそもそもそんなに他人の視線を気にしない人が多い
・女性は同性からどう見えているのか気になる人が多い
・男性がそんなだから女性からのしっかりとした評価が気になるのかも
・気にし過ぎると良くないこともある
・対男性であれば、がっちり決めるよりも親しみやすい程度の方が良いかも
内容としてはこんな感じです。
流行に乗らなくても個性的という価値観が認められるようになったことは、個人として少し飛び出しても良い反面、流行に乗ってさえいれば良かった時代よりも、選択の幅が大きく広がったことで難しくなってしまった点もあります。
考えてもキリの無い部分でもあると思います。
特に外見については、体型を云々という点では栄養士も専門と言えますが、
ファッションになると更に細分化された専門家がたくさんいて、そういった人たちが必要なほどに奥深いということでもあります。
極めるというよりも楽しむくらいが一般的には良いのではないでしょうか?