栄養士がセミナーや講習会などで勉強する理由

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セミナー

栄養士がセミナーや講習会に参加する理由

栄養士には情報のバージョンアップを行う場として、セミナーや講習会があります。

 

栄養士会などで取り上げられているものもあれば、自治体主催のもの。展示会を兼ねたものなどがあります。

 

これらに参加するメリットとして、情報収集以外のものもあるので、両方紹介していきます。

 

参加するメリット ①情報収集

これは当然のことではありますが、新しい情報を容易に手に入れることができます。

 

セミナーであれば、多くの場合、その内容に特化しているので、内容をきちんと吟味すれば外れをひきにくいのもメリットです。

 

関東エリアでは、東京ビッグサイトで年に数回、給食関連の施設にとって有益な催しがあり、そこでは広い会場にたくさんの展示がされ、多くのセミナーも同時開催されます。

 

僕がお世話になるところでは

・国際福祉機器展

・厨房設備機器展

・メディケアフーズ展

 

これらのものがあり、スケジュールにもよりますが、毎年2つくらいは顔を出すようにしています。

 

展示を見ながらいくつかのセミナーに顔を出すと、ほぼ一日潰れて、足が棒のようになり、たくさんの資料を抱えて帰ることになりますが、それだけ得るものも多いと思います。

 

予めある程度狙いを定めておかないと、すべて回るのは大変なので、事前の準備が大切です。

 

こういったイベント参加すると最新の機器などを見ることができるので、流行を追うことができます。

 

より便利な道具などを見ることで、日頃の業務へのアイデアが広がることも多いので、勉強以上に刺激を受けてくるという意味での重要性もあります。

 

メリット ②他職種への影響

僕の法人では栄養士を中心として新しい業務を組み立てているものがあります。

 

その書式整理や運用方法を定めることが僕の仕事になっていますが、その業務にはすべての職種の連携が必要になるため、他職種の人と相談する機会も増えています。

その時に、僕の話は他の栄養士が話をするよりもすんなり聞き入れてもらえていることが分かりました。

 

この背景には「あいつは外部のセミナーや研修などにも参加してきちんと情報を集めている」ということがありました。

 

具体的な言い方としては「他の栄養士はそういう外部への情報収集をしていると聞かないけど、ちゃんと勉強しているの?」というもの。

 

きちんと勉強をすることで得られる信頼があるということが見えてきました。

 

こういった大きな催しは平日開催が多いので、仕事を調整して出かけることが多く、僕がどんなところに何しに行っているかが他の職種に人にも分かるんですね。

 

一方で、平日はルーティンの仕事があるからと、こういったものに参加したがらない(できない)栄養士も多くいます。

 

きちんと参加しておけばそういった人よりも信用を得ることにもつながるので、きちんとスケジュール管理を行いつつ、上手く自分の勉強の機会を得ることは大事です。

 

まとめ

栄養士にとって勉強をすることは自分の能力を高めて仕事をしやすくするだけでなく

周囲へのアピールとしても利用できれば、スムーズに仕事をしやすくなると思います。

 

さすがに自分の現場を空にし過ぎるのは問題ですが、数カ月に1度くらいであれば、外に出てきちんと新しい情報をインプットし、刺激を得るという作業はメリットしかないとおもいますので、機会があればぜひ、引きこもらずに外へ出て欲しいと思います。