ダイエットは継続性が大切
ダイエットで痩せても元の食生活に戻れば体型も戻ってしまいます。
ダイエットを行う人は体重を指標にすることが多く、
「体重〇〇㎏まで落とす!」などのように目標設定されていることが多くあります。
それ自体は問題ないことなのですが、その目標達成の後のことまで考えている方が少ない
という実情があります。
ここに落とし穴があって、食事などを我慢して減らしていた際
目標達成したからと元の食生活に戻すと、体重は元に戻ります。
これは元の食生活がその体型を作る原因だからです。
そして、目標達成した食生活は、その体型になるための食事だったからです。(例外有)
だから、元の食生活に戻れば体重が元に戻るのはとても自然なことだったりします。
ダイエットをやめても体重が増えない工夫を
では、どうやってリバウンドを防げば良いでしょうか?
①ダイエット時の食事を継続する
②以前の食生活に戻さない
この2点が全てになります。
肥満に悩む人の問題点として
ダイエットを始める前の食事=本人にとって過剰なカロリー摂取
となっていることが挙げられます。
カロリー摂取が過剰だから太るわけです。
だから元の食生活に戻すとまた太るのは自然なのです。
それを踏まえてそれぞれの意味合いとして以下のようになります。
①ダイエット時の食事を継続する
成功しているダイエット時の食事は体重が減る食事なので、アンダーカロリーという摂取カロリー<消費カロリーという痩せる状態になっています。
この状態を維持できれば現在の状態は維持できるでしょう。
注意点としては、摂取カロリーの少なすぎる無理なダイエットを継続することは健康的に問題があるということがあり、きちんとした食事内容でのダイエットが行われていた場合という前置きがある点になります。
②以前の食生活に戻らない
以前の食生活は本人にとって太る食生活だと分かっているので、そこまでは戻さずに、少しずつ食事量を増やしながら体重が増えないところを見つけます。
それを基準にしつつ食生活を組み立てると、現在の自分に合った食事量などが大体把握できます。
そこに「明日は会食があるから、今日の夕飯は控えておこう」くらいの融通が出てくるわけです。
ダイエットをやめた後のリバウンドの原因
リバウンドに原因としては一番多いものはダイエット終了と共に元の食生活、もしくは元の食生活に近い形に戻ってしまうことで起こります。
日本ではなぜかダイエットは一過的に体重を落とす手段と捉えられていますが、本来は正しい食習慣を身につけるため、それを継続させるための手段であるべきです。
そう考えると、ダイエットは終了という表現がなくて、継続するべきライフスタイルへと変化するべきということになります。
ダイエット時の食習慣を維持するために
元々、継続できる範囲で体重減少がみられる、という程度の我慢で習慣化することが大切です。
元の食生活に戻ってしまえば、全て水の泡なので。
ダイエットは正しい食習慣を身につけるためのものと定義すれば
体重が少しずつ減っていく程度の食生活が求められます。
こういった理由から
耳触りの良い1ヶ月で〇㎏減少する
などの方法は継続性が低い上に体にも負担がかかるのでおススメしません。
ダイエットを「一時期がんばるもの」から
「長期的な正しいライフスタイル形成のための食事習慣の見直し」と考え直して
長期的に取り組むことで、我慢は最小限に、続けることの困難さは最小限にして、継続していくことが重要です。
ダイエットの継続性 まとめ
・ダイエットは一過性の物でなく食習慣の見直し
・ダイエット前の食事に戻れば体重も元に戻る
・無理な我慢は継続性がない
・できる範囲で習慣化する
指標として体重計に乗る習慣は大事です。
自分の体重がどんな時に増減するのかが分かれば、食べる量のコントロールは難しくありません。
僕も前の日に飲み会があると、次の日の体重計乗った時に大体増えているので
「やっぱりね」という感じになります。
あとは数字を見た上で、理性的に食事量(質)のコントロールができるかという問題になります。
でも、今日理性が負けて間食してしまっても、その分を長期的に補って行けば良いわけです。
ダイエットに失敗はありません、今日コントロールに失敗しても、取り戻すことができます。
一番怖いのは諦めて元の食生活に戻ってしまう事です。
振り出しには戻らないという気持ちを持って習慣化していきましょう!!