必須アミノ酸EAAの特徴と使用のタイミング

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EAA摂取する男性

アミノ酸サプリメントのEAA

EAAとは

Eエッセンシャル Aアミノ Aアシッド

必須アミノ酸という意味です。

EAAとは9種類ある必須アミノ酸すべてを網羅している商品を表しています。

9種類を特に種類は覚える必要はないと思うので割愛。

必須アミノ酸とは

体内で合成することができないので、食べ物などから摂取する必要があるものを表します。

自分で作れないので、補うことが必要(=必須)ということです。

アミノ酸サプリメントBCAAとEAAの違い

実はEAAの中にバリン・ロイシン・イソロイシンというBCAAは含まれています。

その為、BCAAと同様の利用の仕方もOKです。

BCAAが最大に効果を発揮する場面は、運動前と運動中の摂取で、血中のアミノ酸濃度を高めて、筋肉の分解を防ぐことが最も重要な働きです。

同じ目的でEAAを利用しても大丈夫ですが、大体BCAAの方が安いこと、水に溶かして飲む事を前提に作られている商品が多いので(大体おいしい、たまにハズレ商品あり)、EAAとBCAAは用途を分ける方が多いです。

EAAの効果的な利用目的と方法は

EAAは吸収がプロテインより早く、BCAAよりちょっと遅い

EAAはプロテインほどのたんぱく質量の確保は難しく、BCAAより簡単

そのため、使いどころとしては

運動直後の摂取が最も多く利用されているタイミングになります。

運動後すぐにでも体にたんぱく質を補給したい!

でも、プロテインだと吸収までに少し時間がかかってしまう

→運動直後にまずEAAを摂取、30分くらい経過したところで、プロテインを摂取することで、運動直後からプロテインの消化吸収までの長いタイミングで血中アミノ酸を高く保つことができます。

血中のアミノ酸が下がると、筋肉中のたんぱく質を分解してアミノ酸を作り出してしまうので、筋肉量の減少が始まってしまいます。

これを運動前にEAAまたはプロテインで高レベルに上げ

運動中はBCAAでレベルを維持

運動直後はEAAで筋肉の合成を促進し

ダメ押しにプロテインで血中アミノ酸を高レベルに長時間保つイメージです。

EAAがなくても大丈夫?

実はアミノ酸スコア100の商品であれば、プロテイン中にEAAが含まれています。

最近はほとんどの商品がアミノ酸スコア100です。

吸収が遅いデメリットはありますが、最近のホエイプロテインはかなりそのあたりも優秀なので、EAAが必須!とまではならないかな、と思っています。

トレーニング脱初心者から上級者までの人で、次のステージへ!

と言う場合には使用する価値があります。

おまけ

プロテインはソイ(大豆)が良い

という人もいますが、個人的には自身に合う方で問題ないと思います。

ソイを牛乳でシェイクすると動物性と植物性のたんぱく質を摂取でき、両方摂取した方が効果が高いというのがその理由として挙げられるケースが多いですが

日本人はそもそも大豆製品の摂取量は多いですからね。

1日トータルで見れば、それなりに植物性は摂取していると思います。

むしろ大豆製品は過剰摂取の可能性が示唆されていたりもしますし。

どうしても動物性と植物性を同時に摂取したい場合にはホエイでも豆乳で割るというのも方法のひとつなので。

プロテインは○○でなければいけない!

という強い表現を使うほどのことにはなかなかならなそうです。

むしろ上級者は摂取するタイミングによって、プロテインを使い分けていたりしますしね。

僕は経済的な理由と、置く場所の問題と、家族の冷たい目線に耐えうるメンタルタフネスを持たないという部分から、ホエイ1本でやりくりしています(BCAAなどは別に買ってます)。

神経質になり過ぎると、筋肉にもマイナスの影響が出ると言われています。

ポジティブに、細かくなり過ぎないようにいきましょう。