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サラダドレッシングは避けるべし
サラダと言えば低カロリーで食物繊維やビタミン・ミネラルを補給できるものとして、ダイエットなどのお供としても重宝されているメニューです。
その一方で、ドレッシングについては「かけない方が良いのではないか」という話が根強くありました。
今回はこのドレッシングをかけない方が良い理由について書いていきます。
ドレッシングを避ける理由 ①エネルギーの多さ
僕の手元にあるドレッシングを一通り見てみると、シーザードレッシングやフレンチドレッシングなど、多くは100g当たり350㎉以上あり、多いものだと400㎉程度のものもチラホラありました。
この辺りはメーカーにもよるものなので、細かい数字は置いておきますが、とりあえずそれなりに多くのエネルギーを摂取する事になるということが分かります。
軽い気持ちでこういったドレッシングを10gかけると35㎉くらい摂取することになります。
ダイエット中で食事を600㎉くらいにしている場合にはこれだけで全体の5%くらいのエネルギーを取れてしまいます。
ノンオイルドレッシングでは?
では、市販されているノンオイルドレッシングだとどうでしょうか?
こちらはかなり差があって、100g当たり30㎉程度のものから100㎉を超えるものまでありました。
オイル入りと比較すると、だいぶカロリーは抑えられる傾向になります。
ただ、油を使用しない分、美味しさで劣る事のないように、概ね果糖ブドウ糖溶液のような形で糖質が多く使用されています。
ダイエットをする方の多くはごはんなど糖質を控えるということを行っています。
そこに敢えて糖質を追加して摂取するという方法が良いかどうかは、他とのバランスを考えない解けない問題となります。
また、果糖ブドウ糖溶液自体の安全性などもはっきりしない部分がまだあるので、エネルギーを抑えることと、こういった事情を天秤にかけて使用する、という感じになると思います。
ドレッシングを避ける理由 ②加工食品並みの材料
ドレッシングの原材料表示を見ると、様々な材料が並んでいます。
化学調味料から保存料がズラッと並んでいる様子は壮観でもあります。
サラダを食べやすくするアイテムであるドレッシングにこれだけのものが含まれている必要があるのかと個人的には感じる部分でもあります。
健康的な習慣を身に付けるのがダイエットの目的なので、ドレッシングをかけないという習慣をつけることもついでに身に付けることができればと思います。
そもそもドレッシングが必要かを考える
サラダにはあまり味がないので、ドレッシングがあった方が食べやすい、これは真実です。
実際に子どもなど、サラダを苦手とする人が食べるきっかけとして使用する分には個人的にも使用には大いに賛成です。
ただ、この時の目的はあくまで野菜を食べる習慣を身に付けるというものであり、食べられるようになってからは少し考えてみるのが良いでしょう。
たとえば、サラダ=ドレッシングという固定観念を疑います。
ドレッシングには油、調味料が含まれていて、それに化学調味料や添加物がたくさん加えられています。
では、自分でオリーブオイルに塩コショウを加えただけであればどうでしょうか?
油は質の良く、体脂肪になりにくいものに置き換わっているし、調味料も必要最小限のものです。
加工品の様に余計なものは含まれていませんし、ノンオイルドレッシングにありがちな糖質も加えていません。
味は好みのオリーブオイルを見つけて使用すれば良いでしょう(僕はそんなにこだわりなくオリーブオイルだけでも食べられます)。
オリーブオイルはドレッシング以外にも用途が広いので、用意しておくと重宝します。
更に、酸味が欲しいという場合にはバルサミコ酢などを加えても美味しいです。
バルサミコ酢には様々な風味があるので、味のバリエーションも広がり、美味しく食べることができます。
あなたの食べるそのサラダに合うのは本当にドレッシングだけなのか?
これは考えてみる必要があるでしょう。
まとめ
サラダはヘルシーでビタミン・ミネラル・食物繊維が補給できる、さらに見た目の量もあるので、食べた気分になれるという点でも食べ過ぎない食事習慣を身に付けるという点では非常に良い料理です。
ただ、それにかけるドレッシングに無関心では、サラダのサラダたる由縁が無駄になってしまいます。
食べている物について知る、興味を持つということは、より良い食事習慣を身に付けるうえで大切なことなので、いつもの食事についても考えてみることは大切です。