ダイエットを進めるには数字を目に見える形にすること(見える化)が大切
ダイエットには様々な数値が絡んできます。
・体重
・体脂肪率
・摂取、消費カロリー
・食品のカロリー
さらに健康を追い求めると
睡眠時間や除脂肪体重なども項目に加わって来ます。
こういった数字をきちんと把握することで、意識を変えてしっかりとダイエットに反映させることができます。(一部例外あり)
ダイエットを見える化するメリット
・単純に感覚に頼ってしまうと、その感覚がズレていた時に、修正できないまま進行してしまい、いつまでたっても結果が出なかったり、失敗してしまったりすることの防止。
数字をきちんと見ていないと、本当に成果を上げているか分かりにくいところがあります。
特にダイエットも始めてすぐは体の変化が分かりやすいですが、ある程度からは見た目の変化は少しずつ減っていくので、数字にした方が分かりやすい面があります。
・数字になるとゲーム感覚で減る事、増やす事を楽しむ事ができます。
モチベーションの維持に一役買います。
これは言葉を変えれば「自分で自分をマネジメントしている」という感覚を掴みやすいということになります。
・数字になっていることで、反省をして次に生かす資料として使いやすいデータが取れます。
リアルタイムで問題点を拾いやすいので課題が明確になりやすいことが反省のしやすさにつながります。
例)体重増えてる!→昨日夕飯のあとポテトチップス食べたのが原因か?
非常に仮説が立てやすく、今後も同じ法則が成り立てばそれが原因と断定するための役にも立ちます。
・自分以外の第三者に伝える情報としても数字は分かりやすく伝わりやすいというメリット
例えば、僕に相談に来てもらう際にも、体重などの変化が数字としてチェックしてあるとアドバイスがしやすいです。
継続的に会うわけではない場合にも、継続したデータが残っていれば、状態もつかみやすいです。
・日常で起こることと現在の自分の状態をリンクさせやすくなる。
今日は調子が良かった、その理由は体重が減らせているから
季節によって体重のコントロールの難しさが違う・・・
自分の体の特徴と、どういった時に調子良いのか・悪いのかという事が分かります。
ダイエットと見える化の注意点
特にダイエットなどの体重減少を行う場合には最初に決めておいた方が良いことがあります。
・なぜ痩せたいのか
・そのために何kgの体重を目標とするのか
この2点は常にしっかりと持っておくべきです。
この設定をしていないと数字が減る事自体に快感を覚えてしまって、不健康になるまで痩せ続けてしまうようなことが起こります。
目標を達成するために痩せるはずが、痩せること自体が目的になってしまう。
すると体重が減少する事が良い事で、増加する事が悪い事のようになってしまい、最初の目標を達成しているにも関わらず、体重を晴らし続けてしまうことも案外少なくありません。
直ぐにリバウンドする人もいれば、リバウンドが怖くて体重が増える事に対する拒否感が強すぎることで、健康的な体重を維持できない人もいます。
いきすぎには注意したいところです。
ダイエットを見える化する まとめ
数字として記録・認識することで目標到達までの道のり、課題などを出していく行為は少し会社での見える化と同じところがあります。
数字以外にも何を食べたかなども見える化ではありますが、そこまで記録するのは非常に労力がかかるので、実はモチベーションが上がる人と、下がってしまう人がいるので注意してください。
何の為かという目的をブレさせなければ、非常に効果的な方法と言えますが、そればかりに縛られないで、「数字はあくまで参考」というゆとりも持って行きたいと思います。