ダイエットはカロリーだけにあらず

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ダイエットはカロリーコントロールだけで良いのか?

まず最初に、痩せる為の大前提は

摂取カロリー<消費カロリーになることです。

ダイエットと言えば一般的に

食事を我慢して、出来れば運動もする

そうすることで

摂取カロリーを減らして、消費カロリーを増やす

そうすると体重は基本的には減ります。

体重が減るならダイエット成功ではないか?

というと、これは正直目的によるという言い方になります。

単純に誰かと何kg痩せられるか競っていたり、体重の数値そのものだけに意味がある場合にはこれでも良いでしょう。

テレビの企画なんかはこれで良いのではないでしょうか。

では、それ以外の目的

カッコいい・きれいになることを目的にした場合は更にもう一段階の工夫が必要になります。

消費カロリーは、摂取カロリーより1日当たりで大体500㎉多く設定します。

そして摂取カロリーの内容として、たんぱく質と脂質については、今までと同量、もしくは増やし、炭水化物(糖質)を減らします。

あまりカロリーを減らし過ぎると、必要な栄養素の確保が難しくなることがあり、健康的に痩せる事ができなくなります。

たんぱく質と脂質を減らすとかっこいい・キレイな体にはなれません。

たんぱく質が不足すれば筋肉が減少します。

たんぱく質は髪の毛や爪、肌の材料です、これが新しく作られなくてはきれいになれません。

脂質は様々なホルモンなどの原料になる事、不足すると肌もカサカサになってしまうことなどから、やはりカッコいい・キレイに痩せるためには不足しないようにする必要があります。

僕は人体実験と称して、油を極限までそぎ落とした食生活を1年送りましたが、代償として、その後3年くらいは肌のかさつきに悩まされました。

それから8年以上経ちましたが、頭皮など一部はいまだに乾燥がひどいです。

目立たない場所なのが救いではありますが・・

脂質の重要性を痛感する出来事でした。

炭水化物(糖質)についてはある程度不足しても、体脂肪を分解して代わりにエネルギーを作ることができるので、削るとしたらやはりこの部分になります。

ごはん茶碗1杯のカロリーが200~300㎉(茶碗の大きさによる)あるので、ごはんを毎食半分にするだけでも300㎉くらい簡単に減らせるなど、手軽に調整できる点も魅力的です。

このようにたんぱく質と脂質はきちんと摂りながら体重を減らす事は、

体重のうちの大半を脂肪で減らす事を目的としています。

脂肪が落ちれば、体は綺麗に引き締まります。

筋トレも同時に取り入れられると、さらに効果は増します。

この方法だと体重は減ってない、あるいは増えたのに、体は理想としている者に近づくことが良くあります。

大事なのは体重よりも栄養や筋肉のバランスだという点がここにあります。

反面、たんぱく質などが足りないダイエットをすると、体重は減ったけど、筋肉もごっそりと減ってしまう。

結果として、パッと見は小さくなったけど、なんとなくたるんだだらしなさは残ってしまったり、代謝が下がってしまうので、ダイエットも途中で挫折しやすくなったり。

しかも、リバウンドなんてしたら、体重は以前に戻っただけでも、筋肉は減ったまま、体脂肪で増えているので、以前より悲惨なことになってしまいます。

大事なのはエネルギー収支と、何でエネルギーを減らすか、何をきちんと摂取するかになります。

そして体重・体脂肪は目安として重要である反面、こだわり過ぎず、自分が理想とするスタイルに近づいているのか、遠ざかっているのかを姿見で確認しながら肉体改造をするのが最も重要です。

大事なのは他の人からどう見えるか? そして自分自身が納得できる体になっているか?という点です。

ここから更に第三者からの見た目が気にならなくなると、周囲から「ストイック」「何目指してるの?」と呼ばれる領域に足を踏み入れる事になります。