大根は様々な料理に利用できる食材

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大根

大根は様々な料理に使える優れもの

大根はそこまで味に癖もなく、色々な料理に使用することができます。

 

個人的には生で良し、炒めて良し、煮て良し

揚げものはメインというよりも大根おろしとしてサポートする方がその良さを生かせます。

 

消化酵素も含むことから、魚料理や揚げものに大根おろしとして添えられることもあります。

 

今回は、このように献立にも2~3日に一回は登場してくる大根について今回は紹介していきます。

 

大根の栄養

大根に含まれる主な栄養は

大根はビタミンB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維を含み、カロリーがごくわずかであるというのが特徴です。

 

また、葉の部分にはビタミンA(カロテン)、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維を多く含んでいます。

 

特に葉の部分は栄養価が高く、貴重なカルシウムや鉄の 補給源となるだけでなく、様々なビタミンを含むという特徴があります。

 

葉の部分が無い?

最近はスーパーや八百屋で売られている大根に葉の部分がほとんど残っていないことが多いです。

 

大根は鮮度が落ちてくると葉の先からしなびたり、変色したりするので、予めカットされてしまったり、見た目が悪くなったので切り落としたりすることで、販売時にはちょこっとしか葉の部分がないということも多くなりました。

 

逆に言うと、葉の部分が長く、元気なまま販売されているものは鮮度も高いという証明になるので、なるべくそういった大根を選んで購入し、料理には葉の部分も使うことで、栄養もたくさん摂取したいところです。

 

僕が個人的に行っている大根の葉の有効利用法としては

  1. 小さめに刻んで、ゴマ油で炒める。
  2. 気分次第で塩やゴマを入れたり入れなかったり。
  3. それをごはんにかけて食べるというなんとも簡単なものです。

 

大根の葉はすでに書いた通り、ビタミンAとビタミンEを含みます、これらは脂溶性ビタミンと呼ばれ、水に溶けにくいですが、油に溶けます。

このためゴマ油で炒めることで体内に取り込みやすくなります。

 

過剰に炒め過ぎると他の栄養が壊れてしまったり歯応えが無くなってしまうので、そこそこ火を通す程度に切りあげるくらいが丁度良いと言えます。

菜飯と言われたりもしますが、気分的にはふりかけくらいですね(笑)

 

大根おろしの便利さ

大根おろしは生で食べることが多いです。(もちろんみぞれ煮など加熱して食べるものもあるのですが)

 

大根を生で食べた時には消化酵素を摂取できるのが大きなメリットです。

  • 炭水化物を分解する酵素
  • たんぱく質を分解する酵素
  • 脂質を分解する酵素

生の大根にはこういった消化酵素が含まれています。

 

このため、重たい料理は消化を助けてくれますし、臭みのある料理については、それを打ち消してくれたりと非常に重宝します。

魚料理であれば臭い対策としても優秀ですし、魚のたんぱく質を分解空いてくれる働きも期待できます。

天ぷらは揚げ物なので、胃もたれなどを予防してくれます。

セットのように扱われているのにはそれなりの理由があるという事ですね。

 

大根は昔、薬として利用されたことも

民間療法になりますが、消化不良や食欲のない時などに、大根おろしやおろした時に出る汁を摂取するという方法が取られることもありました。

 

消化酵素が含まれている事を考えると的を得ている方法だと感心させられますが、大根おろしやその汁はたまに辛い時があるので、その辺どうしたのか疑問に思う点もあります。

 

ちなみに、消化酵素の働きを期待する時には、加熱しないで食べる必要があります。

これらの酵素は毛熱調理を行うことで壊れてしまう為です。

生で食べるという事を考慮するとやはり大根おろしが最も向いていると言えそうです。

 

まとめ

大根はいつでも身近にある、値段も比較的安定している野菜です。

 

いつでも手軽に手に入るからこそありがたみを感じる機会が少ないですが、こうやってきちんと見てみれば、様々な料理への使いやすさと栄養価的にスーパーフードと言っても過言ではないように思います。

 

どんな料理でも土台をさせてくれるこういった食材については今後もちょこちょこ取り上げていきたいと思います。