厨房・調理現場で起こる事故で多いのは包丁やスライサーによる切り傷 その場面と防止法について

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厨房・調理現場で起こる事故で多いのは包丁やスライサーによる切り傷 その場面と防止法について

厨房は刃のある包丁やスライサー使用することから、切り傷は特に多い傾向があります。

特に調理中のケガは指先が多く、その後の作業にも支障をきたしてしまます。

今回はどういった時にそれぞれの事故が起こりやすいのか。

その対策としてどんな物があるのかを書いていきます。

内容的には僕が職場の調理スタッフ向けの研修で話した内容と重なるので、それなりに現場に即したものになっていると思います。

切り傷

・包丁でのケガ

・スライサーを使用してのケガ

特に多いのがこの2つの道具を使っている場合のケガとなっています。

もちろんそれぞれは刃物で、簡単に手を切ってしまうということもありますが、それ以外のケガも見過ごせないものがあります。

包丁での意外な切り傷

①シンク(流し台)の中に包丁とまな板を入れて、「後で洗おう」とした場合に

他の人が何も知らず流し台に手を入れてしまいケガをする

特に複数人で調理している現場だと、忙しさの余りシンクに見ないで物を入れたり、手を入れたりしがちです。

家庭では、流し台にむき出しの包丁があると、子どもが興味本位で触ってしまうなど、事故の原因になります。

予防法

・使用した包丁はすぐに洗って片付ける

・自分以外の人が近くにいる場合には、「包丁がシンクに入っている」という旨を伝える

この2つの方法で概ね防止することができます。

小さいお子さんがいる家庭は、すぐ片づける事を徹底して欲しいと思います。

②普段置かないようなところに不意に包丁を置く

普段置かないようなところに包丁が出ていると、ケガに繋がります。

普段置かないような所に置くというのは

調理中に、電話が鳴って慌てて出た。

などのように、急にその場を離れなければいけなくなった状況で起こり得ます。

予防法

急いでその場を離れる必要がある際には、

・まな板の上に包丁を置く

・刃は人が通らない方向(通路側の逆)に向けておく

こういった方法で防止します。

基本的にまな板と包丁はセットで使用するものなので、まな板があれば「近くに包丁もあるかも」という意識が働くので、周囲への注意喚起になります。

包丁の刃は通路側を向けないようにします。

通路側に歯が向いていると、不意に触れた時に手が歯に当たってしまう可能性が高くなるためです。

包丁の柄が通路にはみ出ている時も、柄にぶつかった包丁はくるっと回転してぶつかった人の方へ向かうので危険です。

スライサーはケガが多い

家庭用でも便利なスライサーが増えてきています。

一方で、刃の上を手が行ったり来たりする道具なので、手を切りやすい面も持っています。

スライサーは食材が小さくなってきた頃が特に危険です。

小さい食材を固定するためのアイテムが付属している物が多いですが、どうしても面倒で使わなくなりがちです。

無理をして小さい食材をスライサーし続けると、刃に手が近づいていく一方なので、少し手を滑らせただけでも大きなケガに繋がりやすくなってしまいます。

予防法

・スライサー使用時に手や食材が不要に濡れていると滑りやすくなるので、どちらも表面の水分は軽く拭き取っておきます。

・食材が小さくなってきたら、付属の部品を使用するか、おとなしく包丁に切り替えて切りましょう。

・大根おろし用パーツは特にケガにつながりやすくなっています。

残り少しになってきたら、手をすらないように注意し、無理に最後まで使い切らないようにしましょう。

基本的にはスライサーは使い方さえ間違えなければとても便利な道具です。

まとめ

調理中に手を切ると

「あの時もうちょっと注意しておけば・・」という後悔がちょくちょく襲いかかってきます。

そんなケガをしないために

上記の予防法を守る事はもちろん重要ですが、集中力を欠いている状態で刃物を扱わないという事も大切です。

疲れや寝不足などで集中力が落ちている時の刃物使用は危険なので、

できるだけ疲れを溜めないためにも睡眠時間の確保など行っていただきたいと思います。