市販のカレールウは複数混ぜて使用しない
カレーを作る際には、スーパーなどでカレールーを購入して調理を行うと思います。
その際に、使用するカレールーで味や仕上がりは大きく異なるため、選ぶ際にこだわる方も多いと思います。
そして、中にはカレールーを数種類購入して、それらをブレンドして使用するという家庭も珍しくありません。
しかし、実際には単一のカレールーで作った方が美味しくできることの方が圧倒的に多いです・・・・
カレールーは単一商品で使用するべし
では、どうしてカレールーはブレンドせずに使用する方が良いと言えるのでしょう?
カレールーなどを作っているメーカーさんから聞いたことのある話なのですが。
- 商品開発している段階で他のものとブレンドして使用するということを想定していない
- 単品で美味しく食べられるように作っている
この2点によるものです。
どうして混ぜ合わせない前提になるのかというと、カレールーは非常に様々な商品が展開されています。
味も原材料も様々です。
どれと合わせるかという前提が無い状態では、調整ができません。
そして単品での質を高めているのに、我々素人がアレコレ混ぜ合わせたところで、プロの仕事に敵うわけもありません。
つまりは、カレールーは単品で、あとは隠し味程度でアレンジするという事が望ましいと言えます。
我が家の悲しいカレーの歴史
うちの母親はカレールーをいくつかブレンドして使用する人でした。
そんな母親に妹があるカレーの日に言った言葉が今でも頭から離れないのですが、その内容が
「お母さんは料理上手だけど、どうしてカレーは美味しくないの?」
という物でした・・・その日以来我が家の食卓にカレーが出されることはなくなったという悲しい歴史があります。
そもそもカレーは味付け以外にも好みの分かれる要素があります。
それはとろみ(硬さ)具合や辛さといった部分です。
さらさらしたカレーを好む方もいれば、ドロッとしたものが良いという方もいます。
辛さは得意不得意もあります。
更に付け加えるとルーと具の比率なども出てきます。
こういった好みの分かれる料理で独自ブレンドで勝負するというは非常に難しく、家庭でたまにつくるくらいで突き詰めるのは困難であるという事ができます。
おススメ隠し味
今回の内容は以前ためしてガッテンなどの番組でも放送されたことがあったと記憶しています。(違ったらごめんなさい)
その際に隠し味の話も出ていましたが、基本的に砂糖を少しく加えることでコクが出るので、砂糖だけを少し足すというのが好評でした。
良く耳にする隠し味としてのチョコレートなども、糖分の効果を期待してのことなのだろうと思います。
まずは単品のカレールーで箱に書いてある通りに作ることが重要であり、どうしてもアレンジしたという場合には、基本をマスターしてから隠し味やカレールーのブレンドに進んでいきましょう。