缶コーヒーのブラック、コーヒー以外の物が入っている事がある
缶コーヒー
好みでブラックを飲む人もいれば、
よく分からないもの(成分・添加物)が入っていないから安心だとブラックコーヒーを飲むという人もいると思います。
確かにブラックではない缶やペットボトルのコーヒーは
コーヒー、砂糖、乳製品以外にも様々なカタカナが並んでいます。
ではブラックコーヒーであれば問題ないのかというと、実はそうではなくて
むしろ原材料にコーヒーしか書いていないものがほとんどありません・・・
昔とあるブラック缶コーヒーのCMで
「原材料、コーヒー、以上!」というものがありました。
つまり、他の会社のブラックコーヒーはそうではないということです。
とは言っても、同メーカーのブラックコーヒーでも、添加物の入っているもの、ないものとあるので、原材料はしっかりと確認が必要ですが。
僕はブラックコーヒーを買うときはなるべく、コーヒー以外には何も入っていないブラックを買う様にしています。
ブラックコーヒーに添加されるもの
では、一体ブラックコーヒーに何が添加されるのかというと
香料と乳化剤がほとんどです。
コーヒーの添加物① 香料
香料は、もちろんコーヒーの香り増しの為に使用されます。
人間は料理などを5感で味わいます。
代表的な物にかき氷があって、あの赤・緑・青・黄色という代表的なシロップはすべて同じ味で、色だけが違います。
でも、僕達はそれぞれのシロップを異なる味に感じます。
目で色を見て、その色によって脳が味を違うものに感じさせています。
それほど「実際の味以外の要素」に僕達の脳は左右されるということです。
そう考えると、香料で香りを強くすることで、そのコーヒーは味わい深くなることは理解できるため、香料そのものを否定するつもりはありませんが、僕は香料の入っていないコーヒーを飲んでも不満感は全くないので
「あえて香料使わなくても良いのに」と感じるタイプです。
では、他に香料について気に掛ける点について。
実は「香料」とだけ書いておけば、香料として添加物を何種類使用しても良いことになっています。
そして基本的に香料は1種類だけで使用されることはりません。
いくつもブレンドして使われます。
コーヒー以外にも僕達の生活には香料が溢れています。
相互的な作用について何も問題が無いかというと、分からない部分がありますから、不要な部分では香料使用しないで欲しいな、というのが個人的な思いです。
コーヒーの添加物② 乳化剤
乳化剤は水と油など、本来混ざらないものを均一に混ぜ合わせて再び分離しないようにすることができる凄いものです。
良い豆を紙フィルターでなく、金属の道具を使用してドリップすると分かりますが、コーヒー豆にも少し油があります。
これが見た目として目立つので分離しないように入れたり、商品のムラを抑えて品質を安定させる目的で使用されます。
少し見た目が悪くても気にしないのに・・・
乳化剤も香料と同様に、同じ目的であれば何種類使用しても一括記載として一つ乳化剤と書いていれば大丈夫なのですが、香料ほど種類が多くないので、こちらはそこまで神経質にならなくても良いかもしれません。
缶コーヒーの添加物 まとめ
最近はブラックコーヒーに使用される添加物は上記の香料と乳化剤くらいになって来ました。
昔はもうちょっと色々入っている物もありましたが。
この調子で僕の大好きなコーヒーしか入っていないブラックコーヒーが増えていくとうれしいところです。
凝ったものと同じようにシンプルなものもニーズはあると思います。
メーカーさんがそっちにも目を向けてくれるとありがたいところです。