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チョコレート選びはカカオの多さがポイント
スーパーなどでお菓子の列からチョコレートを眺めると、
最近はカカオ70という数字の書いてある商品や、乳酸菌配合という健康的な商品であることを謳い文句にしている商品が増えている事に気が付きます。
今回はそんなチョコレートをメインに話をしていきます。
チョコレートとは
チョコレートはカカオの種子を発酵させ、焙煎したカカオマスというものを主原料としています。
これに砂糖や、ココアバターなどなどを加えて練り固められたものです。
最近はコスト削減と工程の簡略化のために添加物が使用されることも多くあります。
カカオには油脂が多く含まれ、添加される砂糖も少なくない商品が多いことから、チョコレートは少量でも多くのカロリーを摂取できるという特徴があります。
チョコレートの分類
チョコレートは厳密ではないものの、種別がされています
※下記粉乳とは粉ミルクや脱脂粉乳のようなものを指します。
チョコレートの分類① ブラックチョコレート(ビターチョコレート)
ブラックというとコーヒーのイメージから砂糖や粉乳を全く含まない印象がありますが、チョコレートになると、砂糖や粉乳の比率が低ければブラックということになります。
ちなみに全く砂糖や粉乳を含まないものもこの仲間に含まれます。
特徴としては苦味を出した商品ということになるのですが。
商品によっては、ブラックチョコレートと名乗って、パッケージまで黒いのに結構甘いものもあります。
チョコレートの分類② スイートチョコレート
粉乳など含まないチョコレートです。
こちらはあまりスーパーでは見かけない分類になります。
チョコレートの分類③ ミルクチョコレート
これは粉乳が含まれた、商品です。
そういった意味ではたしかにミルクで、砂糖も多く含まれる商品が多いので、基本的には甘口チョコレートと認識して間違いないチョコレートです。
子供は基本的にミルクチョコレートが好きな傾向が強いです(大人もですが)
チョコレートの分類④ ハイミルクチョコレート
これは最近少なくなりましたが、昔は商品名にハイミルクと記載して販売している物もありました。
粉乳の他に油を含まないカカオ成分が入っています。
味はミルクチョコレートに近いです。
チョコレートの分類⑤ ホワイトチョコレート
粉乳を含んで、カカオ分はココアバターだけしか含まないものです。
見た目も白く、味もダークなものと異なります。
僕は大好きですが、どちらが好きかは好みが分かれるところです。
チョコレートと甘味と健康効果
チョコレートと言えば甘い食べ物ですが、本来のカカオは苦いものです。
この苦味を打ち消すために砂糖を加える事で、食べやすくなっています。
このため、砂糖と共にカカオの脂分が多く、少ない量で高カロリーが摂取できます。
反面、ダイエット時には甘いものが食べたくなる事があり、チョコレートは天敵として扱われることもあります。
最近はカカオ分のポリフェノールが抗酸化作用のある健康成分として注目され、砂糖を控えてカカオ分を増やした商品が多く出るようになりました。
カカオ分が70%台の商品が多いのは、このくらいであれば万人が食べやすいという傾向があるためで、80%を超えると脂分の比率が大きくなるので、ドロッとして食べにくく、重たい印象になるので、好まない人が増えてきます。
僕は99%を食べたことがありますが、かなり重たいです。
お菓子として楽しみの一種として食べるものではないという印象でした。
パッケージにも「必ず飲み物を用意して食べて下さい」という注意書きがありましたが、これを参考に牛乳を用意していなかったらと思うとゾッとするくらい舌にまとわりつくし、喉から下に落ちないという印象の重たさでした。
食べるのに時間と労力がかかるので、一かけを食べて満足できるという点では、ポリフェノール以外のメリットとも考えられますが。
チョコレート選びのポイント
チョコレートを選ぶポイントは原材料表示です。
原材料表示は内容量の多い物から順に記載する義務があるので、砂糖から始まっているのか、カカオマスから始まっているのかで、自分の目的に合ったものを選ぶことになります。
甘いものが食べたい!カロリーと糖質は多くても構わない!
という場合には、原材料表示が砂糖から始まる商品を選びます。
ポリフェノールを摂取したい! 健康になる事が目的!
という場合には原材料表示がカカオマスから始まる商品を選ぶことでカカオのポリフェノールを摂取することができます。
他には添加物を気にする場合は、カタカナ表示のものがあるか、香料や乳化剤が表示のどのあたりに書いてあるのかなどが参考になります。
目的に合った商品を選びましょう。
乳酸菌がチョコレートに??
最近は乳酸菌をチョコレートでコーティングすることで、乳酸菌を腸まで届けやすくするというのがウリになっています。
これが実際にどの程度多く乳酸菌を腸へ届けられるかという数字を出すことは難しいようですが、チョコレートの消化しにくさが乳酸菌を守ってくれること自体は本当だということです。
チョコレートの選び方まとめ
乳酸菌もポリフェノールも腸内フローラの改善を始め、美容と健康に効果を挙げてくれる成分です。
気を付ける点としては健康になるためと言っても食べ過ぎれば高カロリーを簡単に摂取できてしまうので、カロリー摂取過多になる点があります。
やはり他の食材同様に、適宜、適量というのが前提になります。
上手く利用して、健康も大事ですが生活にハリを出すアイテムとして利用したいところです。