スーパーフードのひとつチアシードの特徴と健康効果は?

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チアシードについて

チアシードとは

チアシードとは、シソ科の1年草の種子です。

見た目はゴマのような感じ。

特徴として、水を良く吸収することが挙げられます。

水に浸しておくと10倍くらいになり、周囲を寒天のようなゼリー状のものに包まれた感じになります。

このため、食事前に摂取することで、空腹感を減らすことができることも大きな特徴の一つとなっています。

この他にも様々な栄養を含んでいて、俗にいう「スーパーフード」のひとつに数えられています。

このチアシードは

ハリウッドスターや海外セレブを経てといういつものコースで日本でもチアシードが販売されています。

日本でも芸能人たちが愛用しているとブログなどにのせていますね。

最初は周囲をゼリー状にする様子が「カエルの卵のよう」などと揶揄されていましたが、飲んでみるとクセが無いので、案外万人受けするのも特徴となっています。

見た目も慣れるもので、僕はもう気になりません。

娘が最初店で見た時に衝撃を受けていましたが(笑)

実際には10年位前には多少販売していたんですが、当時はどうにも怪しい商品が並ぶという程度でした。

購入して、水を含ませてみたけど、膨らまないような商品もありました。

しっかりと地位を築くとともに質の良い物が販売されるようになり。

日本でもすっかり健康食品としての地位を確立するまでに至りました。

でも、結局そんなに水を含んでも膨らまないです

チアシードの健康効果

チアシードはダイエットに効果的な食品

まず、食物繊維を多く含みます。

水を吸って10倍に膨張するのも、この食物繊維であるグルコマンナンの働きによるものです。

食前に水を吸わせて摂取しておくことで、空腹案を紛らすと共に、血糖値の急激な上昇を抑えてくれるので、余計なインスリン(肥満ホルモン)の分泌を抑える働きしてくれます。

膨張したものを胃の中に入れるので、食事量自体を減らしても満足感が得られること、栄養価が高いことから、ダイエット時に陥りやすい不健康状態を避けやすいことなどが、ダイエットに効果的を言われる由縁です。

チアシードは栄養価も高い

では、栄養的に見た強みはなんでしょう?

チアシードはたんぱく質、ミネラル(カルシウム、カリウム、鉄、亜鉛など)、ビタミンB、食物繊維、α-リノレン酸などを多く含みます。

たんぱく質の重要性は他の記事でもさんざん触れていますが、

髪の毛や爪、皮膚の材料となるため、美容上も非常に価値があり、筋肉を維持・増進するので、姿勢維持する、健康的に歩くなど、見た目の美しさにつながる部分になります。

そしてミネラル、カルシウムと亜鉛と言えば、最近日本人に不足しがちな栄養素として注意喚起されているものです。

そしてチアシードのカルシウム含有量は植物系食品ではトップクラスです。

乳製品が苦手な人などにはとても頼りになるのではなります。

鉄分も貧血の女性には強い味方になります。

α‐リノレン酸はこれまた不足しがちなオメガ3系脂肪酸です。

体内でDHAやEPAに変換され、抗酸化作用も持つことから、非常に健康的な油と言えます。

ちなみに体内では作られない必須脂肪酸でもあります。

チアシードはダイエットの味方

栄養価からみても非常にダイエット向きであることが分かります。

少し食事の量を減らしても、良質なたんぱく質と脂質を摂取することができる上に、日本人に不足しがちなミネラルも補給できる。

そしてスプーン1杯摂取しても50㎉程度に収まります。

伊達にスーパーフードの肩書を得たわけではありませんね。

もちろんこれだけ食べていれ大丈夫という訳ではないですし、量が少なく済むとは言っても安価なわけではない(他のスーパーフードよりは費用対効果高いように思いますが)ので、ダイエット時に上手に利用するなど、サポートアイテムとして使うと、チアシードの強みを最も発揮できると思います。

普段の食事で、栄養を十分に摂取している!

という人が更に健康的になるというものではありません。

あくまで食品であって、薬ではないですからね。

注意点

チアシードは40℃以上の環境下では栄養分が壊れると言われています。

あまり温かい料理などに使用する印象はない食材ではありますが、頭の隅でも情報として置いといてもらえればと思います。