ラクダミルクが次に流行するスーパーフードか?
最近、海外の一部の国でラクダミルクが流行しています。
英語で言うとキャメルミルクなので、そこそこ抵抗ありませんが、ラクダミルクというと何となく抵抗があるのは僕だけでしょうか?
牛乳のラクダ版と考えればそんなに変わらないような気もしますが・・
今回はこのアラブ首長国連邦などで売り出し中のラクダミルクについて書いていきます。
ラクダミルクの利点
牛乳と比較すると、低脂肪なのでカロリーは少な目
ビタミンは牛乳の方が多く、ミネラルはラクダミルクの方が優れています。
牛乳はビタミンCが少ないので、ラクダミルクの方が多いですが、そこまで多く含まれているわけではありません。
ラクダの生息地は暑い国が多く、汗を多くかくことから、ミネラルに優れたラクダミルクで失われたミネラルが補給できると言う面のではその土地にあった食品という事が出来ます。
他のスーパーフードと呼ばれる食品も同じですが、とんでもなく優れているというわけではなくて、きちんとした食事をしていれば十分に代用できる部分ではあります。
どの様にラクダミルク商品が展開されているのか
そのまま飲めるミルクとして、あるいはチョコレートなどに使用されています。
ラクダミルクはラクダの授乳期が長いことから牛乳などよりも効率的に生産できるようですが、そもそもラクダを育てるのに適した地域が制限されること、まだまだ一般的な人気を確立したわけではないので、生産量がそこまで多くないことなどから、価格は非常に高くなっています。
この価格の課題もその他のスーパーフードと同様ですね。
こうなると、いずれ失速していく未来が見えるようですが・・・
ただ、他のスーパーフードよりはその気になれば生産量は増やせそうなので、少しだけ期待しています。
ちなみに日本の販売店では、今のところ売っていないようです。
この辺も変わると良いですね。
ラクダミルクの味について
脂肪分が牛乳よりも少ないので、あっさりとしているという事です(流石に僕は飲んだことがなくて)
低脂肪乳のような感覚でしょうか?
やや塩気を感じるという話もありましたが。
牛乳と比べて全く別物というわけではなさそうなので、いずれ輸入品を販売するお店で見かけたら購入を(価格によりますが)検討してみたいと思います。
ラクダミルクの特徴まとめ
栄養価だけでいうと高いお金を出して買うほどの価値がまだ見いだせていません。
今後研究が進んですごい成分が出る可能性もありますが。
ちなみにラクダの肉も食用として存在しています。
ただ、ラクダミルクを販売する方が効率的なようで、本来は若いラクダの食肉がおいしいそうですが、若いうちにミルクを取って、年老いてきたころに食肉にされる傾向があることから、人気はそこまで高くないそうです。
日々様々な食品が新しく紹介されていきますね。
ただ、日本でいえばマグロが急に海外でも人気になって漁獲量にうるさくなってしまったり、価格が高騰したり・・・という事を考えれば、そもそもそれを食べて生活していた人たちからすると少し迷惑な話なのかもしれません。