コーヒーのメリット、デメリットは主にカフェイン由来、その内容確認 

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コーヒーのメリット、デメリット

コーヒーとコーヒー中に含まれるカフェインについては

体に良いという情報と体に悪いという情報が、どちらも多く聞かれる

ものになっています。

糖質制限についてはバターコーヒーの記事も参照ください。

実際のところ考えられるメリットとデメリットについて考えてみましょう

コーヒー中に含まれるもの

クロロゲン酸

カフェイン

タンニン

まずはこれらの働きから

クロロゲン酸

ポリフェノールの一種です

ポリフェノールは抗酸化作用(老化防止)があることがポイントで

美容・健康の要として期待されていて、

化粧品などにすでに使用されています。

日本人が最もポリフェノールを摂取するのはコーヒーからです。

手軽なポリフェノールの供給源というわけです。

赤ワインとコーヒーはほぼ同量のポリフェノールを含んでいます。

コーヒーはアルコールを含んでいないので、飲める人が多いのが特徴です。

クロロゲン酸には

以下のような働きがあります。

・シミの防止

・血糖上昇の抑制

クロロゲン酸は熱湯に弱いので、少し冷ましたお湯(80℃くらい)を使用すると

強く効果が得られます。

カフェイン

有名なカフェインですが

以下の働きがあります。

・脂肪燃焼効果

・運動パフォーマンスの向上

・脳の覚醒作用により、眠気を覚ます

・利尿作用がある

・鎮痛作用がある

脂肪燃焼効果

カフェインは脂肪をエネルギーとして使いやすくします。

その為、効率良いエネルギー利用ができることとダイエット効果を

一石二鳥で得ることができます。

運動パフォーマンスの向上

これはカフェインのいくつかの効果の合わせ技によるものです。

脳の覚醒作用による集中力の向上

疲労感の軽減

脂肪をエネルギーにすることでの持久力の向上

特に長時間の運動に向いています。

競技にもよりますが

2~3%のパフォーマンス向上が認められています。

少ない数字に思えるかもしれませんが、一定のレベルになると

わずか数%の差が勝負の差として出るようになるので、

特にプロスポーツ選手では利用しているケースが多く、

僕のように趣味で、サッカーやフットサルをしている人間でも、

パフォーマンスの向上とダイエット効果を一気に得られることから、

カフェインは有用です。

運動前カフェイン摂取の注意点

カフェインの効果は摂取後20~30分程度置いて表れるので、

運動前に摂取すると良いですが、コーヒーで摂取する場合は、

飲み過ぎるとお腹がタプンタプンになることと、

カフェオレのようなクリーミーなものだと脂肪分がお腹をもたれさせるので

注意が必要です。

脳の覚醒効果

カフェインで眠気が覚めるのは有名な話ですが。

ここで注意すべきは、

カフェインの効果は使い方を誤るとデメリットになるということです。

眠くなくなるという効果は上手に使用すれば、

活動の効率を非常に高めてくれますが、

昼過ぎ、14時くらいまでの摂取に留めておかないと、

効果が残ってしまい、夜寝つけないという結果になることもあります。

眠くならないという効果を上手く利用する必要があるわけです。

そしてカフェイン摂取で目が覚めても、

眠気は先送りしているだけなので、

キリの良いところで、睡眠をしっかりと取る必要もあります。

不眠不休で働けるようになる魔法の薬などではないわけです。

むしろ無理やり起き続けて仕事をすると、効率が悪くなるので、

休むべき場面はしっかり休みましょう。

利尿作用がある

コーヒーを飲むと、トイレに行きたくなります。

この利尿作用はむくみなどの効果的で、

状態を改善できるというメリットになりますが、

これもしっかりと、働きを理解しないとデメリットになり得ます。

まずタイミングを計らないとトイレに行きたくなります。

そして水分補給の目的でコーヒーを飲んでも、尿で出て行ってしまうので

効果が薄くなります。

鎮痛作用がある

風邪薬や、栄養ドリンクに含まれています。

頭痛などを抑える働きがある一方で、常飲を常飲すると、

カフェイン摂取時に頭痛になることもあります。

カフェインまとめ

カフェインが体に悪いと言われる背景にはこういった

元々カフェインが持っている特徴を、

上手に利用できなかっただけ、ということも少なくありません。

カフェインは他にも多くの特徴を持っていますが、

科学的にはっきりとは言い切れないものも多くあります。

その中に胃酸の分泌を良くするというものもありますが、

たくさんコーヒーを飲んでしまえば、胃酸はコーヒーで

薄まってしまいます。

どちらが正しいというよりも、使い方次第という面があり、

きちんとした飲み方をして、

恩恵だけを享受できるようにしましょう。

タンニン

タンニンは単純に注意なのですが、

鉄の吸収を阻害します。

このため、食前食後を避ける事などが推奨されています。

この辺のバランスはコーヒーに何を求めて飲んでいるかによって変わってきます。

貧血が気になる人は、食前・食中・食後すぐは避け、

鉄が吸収された頃に飲めば大丈夫です。

タンニンはコーヒーに含まれているのに、「入っていない」と主張する人も

いるなど、ちょっと謎な部分もあります。

まとめ

今回は代表的なコーヒーの成分で話をしてきましたが。

コーヒー自体のもつ効果などにも話を広げると、もっと様々な効果が出てきます。

コーヒーは分かりやすいので題材にしましたが。

このようにメリット・デメリットというか、

その食品などの持つ特徴をきちんと理解しすれば問題ないことも多いことを

頭の片隅に置いてもらえればと思います。

薬だって飲み過ぎれば毒になりますから。