歩くことで骨は強くなる

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骨

骨は歩くなど負荷を与えることで強くなる

骨粗しょう症は骨の密度が低くなることで、骨が骨折しやすくなってシム状態を表しています。

 

カルシウムを摂取しましょう、などと言われることも多いですが、日本人に唯一不足している栄養素こそカルシウムなので、意識したとしても十分な摂取は難しいかもしれません。

 

そんな骨を強くする方法として、歩く、ジャンプする等んお骨に負荷をかける動きが有効であるという話を今回は書いていきます。

 

骨を強くするには筋肉と同様に負荷が必要

筋肉はその部分を使うという意味で疲れる・筋肉痛になるなど、感覚的に分かりやすいですが、骨はどれだけ負担がかかっているかは分からないので少し難しい気もしますが

  • 立つ
  • 歩く
  • ジャンプする

こういった単純な動作でも負荷がかかります。

 

重力に逆らう動き、体に振動を与える動作

こういったものが骨に負荷がかかっているサインということができます。

これを重要視する医師の中には、手が空いたらその場ジャンプをする習慣を自分に課しているという方もいます。

 

骨は体を支える働きがあります。

重力に対して体を支える動作が骨に負荷がかかるというのは、まさにその仕事をしているからこそという事ができます。

 

骨に負荷がかからない状況とは

一般的な生活動作の中でも骨に負担がかかるということがここまでの内容になっていますが、では、どういった時に骨に負荷がかからない状況が生まれていると言えるのでしょうか、主なものは下記の3つになります。

 

  • 無重力
  • 寝た状態での生活
  • 座った状態での生活

 

無重力

無重力での生活というのは宇宙飛行士にでもならないと経験することは無いでしょう。

体を重力に逆らって支える必要がないので、骨はそんなに強くある必要自体がなくなり、弱くなります。

人間の体は必要がないと感じるとためらいなくその機能を落とす点があります。正しくは適応なのですが、こちらの視点からは衰えたと言える状態になってしまいます。

  

寝たきり状態での生活

これは病気やケガ原因でベッド上での長期的な生活を余儀なくすることになった場合に多く見られます。

特に高齢の方になると骨が弱くなる→腰や足の骨を折ってしまう→寝た時間の長い生活により骨が弱くなる→骨折しやすくなる、という悪循環に陥ることもあります。

 

座った状態での生活

車いすの方などは歩く時のような振動を足に受けることがないので、骨が弱くなる傾向があると、入所施設で働いている時のOTさんが言っていました。

 

体に振動がないというのは骨に与える刺激が少ないという事になるので、こういった方も体を動かすような習慣が必要なのですが、施設にいても対応してくれる人手が十分という事は稀なので、実際には理想通りにはなりにくくなっています。 

 

骨を強くする運動としては歩くことから

骨を強くするためには筋力トレーニングのような強い運動をする必要はありません。

歩いたりジョギングしたり、その場でジャンプをしたり・・・・

骨に生活上必要な程度の負荷がかかれば大丈夫ですし、無理に刺激を与えたからと言ってすごく強くなるという物でもありません。

むしろ強すぎる運動は骨や関節に負担をかけ過ぎてケガの原因となり兼ねません。 

 

ケガをして歩くことなどが困難になると元も子もないという状態なので、筋肉のトレーニングとは別物という感覚の方が良いと覆います。

 

水泳は骨を強くはしない

体に負荷が少ないと言われる水中の運動は浮力が働くこともあり、骨の強化には不向きと言われています。

水中でのトレーニングはリハビリなど体に負担をかけずに動きのトレーニングなどを行うにはもってこいです。

あとは水による負荷はあるので、筋力を伸ばすということ自体はできるので、目的によって使い分けることが大切です。