標準体重とBMIから健康を考える

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標準体重と健康

標準体重から考える健康管理

皆さん、自分の標準体重をご存知でしょうか?

健康志向の高まりは感じますが、案外こういった基本的な情報ってテレビや雑誌のダイエットや健康特集では取り上げられていないように思います。

計算とか面倒で地味なので、簡単に見た目も派手で簡単な方法論ばかりが取り上げられたり、標準体重がどうこうではなくて、とにかく体重という数字を減らすことを良しとする流れなどが、「適正な体重」という概念を軽んじてしまう風潮につながっているように感じます。

今回はこの標準体重についての思う所を書いていきます。

標準体重とは

標準体重とは

一般的に一番病気になりにくいと言われる

BMI(ボディマスインデックス、体格指数)=22

になる体重の事を指します。

病気ではない状態=健康という訳ですね。

最近は体だけでなく、心の健康も重要視されるようになってはいますが、心と体重の関連性はまだまだ分からないことが多いので、この標準体重やBMIで病気になりづらい体を作るという考え方は基本として大切な部分だと思います。

標準体重の求め方

標準体重を計算で求めるには

標準体重(Kg)=22×身長(m)×身長(m)

この式に数字を入れるのですが、身長がmで、170cmの方は1.7で計算するなど、パッと見て「面倒」なのも、いまいち一般化しなかった原因と思っています。

そこでおススメなのは

ネットで「標準体重 計算」と検索する方法です。

こうすると上の方にはズラッと身長と体重を打ち込むだけで標準体重から何から表示してくれるサイトが並びます。

面倒な計算は一切不要です。

標準体重が機能しない場合

標準体重やBMIもあくまで指標の一つなので、適さない場合もあります。

体脂肪や筋肉の割合などは考慮できないので、これらが一般的な数字よりも多い場合は標準体重が機能しない場合があります。

筋肉と脂肪だと、体積が同じである場合には筋肉の方が重く、脂肪は軽くなります。

このため、同じ身長・体重の場合は筋肉と脂肪の割合に関わらず同じ評価になってしまいます。

このため、健康的なアスリートが筋肉量の多さから標準体重を大きく超えてしまったり、体脂肪率では男性25%、女性30%以上が肥満となりますが、体重から見るBMIでは理想的な標準体重になってしまったりします。

この体脂肪率で見ると肥満であっても、体重で見ると標準体重になるケースを隠れ肥満と言います。

逆に体脂肪率が低いのに体重は標準体重以上である場合には、筋肉や骨などの重量が大きいということになるので、健康上は問題ないと考えて良い、となります。

標準体重の使い方

僕の働いている施設でも、利用されている方のご家族と栄養について話をする機会があるのですが、やはり標準体重の知名度は低いことを感じます。

このため、施設に入ってからの体重変化をお話ししてもピンとこないという事が多くあります。

そこで、標準体重を「この数字に近い体重だと病気になりにくいというデータがあって、それと比較した場合に」という話をすると、何となく、現状が健康的なのかどうか伝わるようです。

やはり、取り組みのスタートとしての指標としては優秀だと思います。

上記でアスリートのように筋肉量の多い人には使いにくい(適していない)と書きましたが、そもそもアスリートは健康的な体かどうかという点がそれほど重要ではないと思います。

当然、運動習慣があるので、一般の方の指標がそもそも当てはまるわけでもないので、特に問題と考えなくても良いと思います。

こういった人達ともなれば、体重と体脂肪も見つつ、パフォーマンスがどうかという点こそが重要で、BMIを使って管理できるものとも異なります。

標準体重とBMIまとめ

標準体重の体格は実はそれほど細くありません。

個人的には標準体重が最も機能するのは、とにかくガリガリになるまで痩せたいという方へのブレーキとしての役目ではないかと思います。

BMIは22から上回り過ぎはもちろん問題ですが、低すぎも病気になりやすいことを伝えやすい指標です。

健康的に痩せるということを伝えることのできる重要なツールだと思います。