宅配弁当は今後も広がる市場、現在の課題と今後の展望

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お弁当配達・宅配弁当

最近は家に居ながらにお弁当を配達してくれるサービスが増えてきました。

家に配達してくれるのはもちろん、内容にも様々な選択肢があります。

宅配弁当で多いサービス

現在のところ多いのは

高齢者を対象としたお弁当の配達と

病気で何かしら食事に制限のかかっている人のお弁当の配達です。

宅配弁当のメリット

宅配弁当のメリットは

・買物に出なくても済む

・調理をしなくても済む

・自分の状態に合ったものを提供してくれる

大きなところでこの3本が柱になっています。

ご高齢の方だと買い物に行くこと自体が困難であったり、男性だと調理が上手く出来なかったり、あるいは硬い物は食べられないなどの状況になったものを宅配してもらう事で、食べる事に専念して健康維持することができます。

病気で食事に制限が付く方についてはカロリー調整や塩分を計算するなど、献立を考えるところから一苦労です。

そこで病気ごとに対応した宅配弁当を頼むことで、こちらも食べる事に専念できます。

高齢の方や病気の方向けの商品が充実するのは、こういった分かりやすいニーズがあるためです。

一般向けの宅配弁当は今後に期待

では、一般的な宅配弁当は充実するかというと、恐らく相当後になると思います。

理由はとてもシンプルで

僕達が

「ご飯作るの面倒だなぁ」と思っても、外食するなり、コンビニで買うなりできる。

「外出したくないなぁ」となればピザを頼むなり、出前を頼むことが容易。

宅配弁当以外の選択肢が充実しているからです。

最近はファミリーレストランも配達してくれる店舗が増えて来ていますね。

食事内容についても特に制限がかからないわけですし、無理に宅配弁当屋さんが参入する必要はないと、素人の僕でも思います。

今後提供すると面白そうな宅配弁当は?

さて、ここからは趣向を変えて。

一般的な層に狙いを定めないとしたら、どんなビジネスモデルになりそうなのか予想していきます。

今後市場が開けるとしたら、

子育てに大変な家庭に離乳食などを展開してみると、受けるかもしれません。

その場合には価格で勝負するよりも、ちょっとお値段はかかりますが、安全な材料で・・・というスペシャリティがあるものの方が受け入れられそうな気がします。

子供の健康には自分以上に気を使いますからね。

それにしても少子化少子化と騒ぎ立てるわりには保育園が足りなかったり(これは共働きの増加も関係しているのでしょうけれど)、赤ちゃんの商品を取り扱うお店にはいつもお客がごった返していて売り上げがすごかったり。

1人の子供にかけるお金が増えていると感じさせられる機会が増えています。

この状況はまだまだ続きそうですね。

他にはペットもどうでしょうか?

缶詰などでプレミアムなものは出ていますが、特別感のあるものなら、まだまだ入り込む余地はありそうです。

安いものならペットフードでいくつもありますから、そういうものときっちり住み分けるのが良さそうです。

ペットは病気も怖いですから、予防や治療食のようなものも需要がありそうですね。

こっちはとっかかりとして子供よりは安定するのに時間がかかりそうですが。

反面太り過ぎが気になる・・・とか、高齢の動物向けとか、展開の幅が広そうでもあります。

宅配弁当についてのおまけ

今回この話題にした理由は、うちの法人の施設でクックチル方式の給食提供をしたらどうなるかをリサーチしたところ、普通の食事は引き受けてくれるところがそもそも少ないし、やってくれると返事をしてくれても、高齢の方対象がメインなので、食事量自体が少なかったり・・・

普通の食事っていうのは、なかなか人に丸投げできないものなんだなぁ、と。

そういった感じに、楽しようとしたら現実は厳しかったという事案があったので、そういったことを伝えようとしたのですが、途中で余計なことをどんどん考えてしまったので、内容が脱線したものになっています。

今後も高齢化社会は続いていくので、高齢の方をターゲットにした展開は続くのかもしれません。