運動時にBCAAの摂取で筋肉を減らさず、脂肪燃焼

スポンサーリンク

BCAAとは

アミノ酸の一種です。

分子鎖アミノ酸と呼ばれるもので、

アミノ酸自体は、

たんぱく質を分解して吸収しやすくしたものです

アミノ酸は筋肉を作ることに使用されますが

体内の血中アミノ酸が不足すると

筋肉を壊して血中のアミノ酸を補おうと

するので、

筋肉の維持・増進を行う上で

アミノ酸を定期的に補給する行為は

基本的に重要になります。

運動時にBCAAの摂取をすすめるわけ

運動前や運動中にBCAAを摂取する

BCAAの商品紹介などで、運動時の摂取を勧められる理由ですが、

これにはBCAAの働きに関係があります。

BCAAは筋肉の分解を抑制してくれる働きがあります。

これはエネルギー源を体脂肪にしてくれるからです。

たんぱく質をエネルギー源として使用しづらくするので、

筋肉を守ってくれます。

(簡単に言うとこんな感じ)

しかも体脂肪の燃焼を手伝ってくれるので、

一石二鳥です。

筋肉をつけたい人も

脂肪を燃やしたい人も

運動前と運動中の摂取が勧められる理由となっています。

子供世代も大切なBCAA

なんとなく、

筋肉

脂肪燃焼

というワードを聞くと

大人にメリットのある成分だと思ってしまいますが、

成長期の子供たちにも大切です。

特に日本のスポーツ文化は

長時間の運動を水分のみの摂取で、

行わせてしまう傾向にあります。

そうなると

スポーツをしながら、

スポーツで養うべき筋肉を分解してしまうことになります。

筋肉というとムキムキの体を連想してしまいますが、

見た目にはそんなに変わらなくても、

そのスポーツに必要な筋肉は本来であれば

そのスポーツを行うことでついてくるはずなのです。

サッカーの名将と言われる監督が

「サッカーに必要な筋肉はサッカーをすることで作られる」

と言っています。

そうなると

スポーツで身につく筋肉は

「そのスポーツのパフォーマンス向上に必要な筋肉」

となるので、

運動で分解させるのは非常にもったいない

わけです。

理想で言うと

・運動前の3~4時間でしっかりめの食事を摂取

・1時間前に軽く消化の良い物を摂取

・運動前30分~運動中はBCAAをドリンクで摂取

・運動後30分以内に食事またはプロテインの摂取

これが日々の練習の効果を最大限にするための情条件になります。

少し大変に思われるかもしれませんが、スポーツに力を入れている

学校などでは、こういった体制が整いつつあります。

Jリーグの下部組織などでも同じくです。

日々の練習で身に着けるのは

テクニックだけでなく

フィジカルも同じくです。

そのフィジカルの中で筋肉は

神経系の発達と共に特に重要になります。

その部分を日々伸ばしていくことが

出来ているかどうかは非常に大切です。

本来高校生年代は体ができあがってくるタイミングですが、

日本のスポーツ高校生に

まだまだ細い子が目立つと思いませんか?

その原因の一端はこういった

いわゆる栄養の不足があると思います。

食が細いならプロテインを利用するなど、

積極的な解決をしてもらいたいと

僕は思っています。

体が華奢なだけで不利になってしまうスポーツもあります。

「筋トレをしなさい」ということも高校生年代なら解決策の

ひとつとなりえるでしょうが、

そもそも栄養が足りていなければ筋トレすら効果は上がりません。

それよりはいつものスポーツで得られる効果を

最大限に得られる環境を整えることを

本人や周りがもっと取り組んでもらえたらと考えています。