バナナが運動と相性が良いと言われる理由は
運動後にバナナを食べるというのは何となく良いことのように感じます。
実際に、手軽に食べられることもあって、強豪校の運動部では、運動後や休憩時にバナナを頬張っているところもあります。
今回はこのバナナが運動時の栄養補給にどうして重要な扱いになるのかを書いていきます。
バナナは糖質の王様
バナナと言えば、甘味があり、エネルギー源として優秀な印象です。
そして、この印象は正しく、バナナはぶどう糖・果糖・しょ糖・でんぷんと、多くの糖質を含んでいます。
それぞれの糖質が吸収速度が異なります。
ぶどう糖は素早く吸収されますが、他の糖質はぶどう糖よりゆっくりと吸収されていきます。
タイムリリースと言われますが、糖質を素早く吸収、持続的に吸収という両方がバナナ1つでできてしまいます。
糖質の供給源としては非常に優秀です。
このため、運動時には素早く、長く糖質を体内に取り込むことができるので、特に糖質を多く使用する瞬発系の運動では重宝されるのも頷けるところです。
実際に100gで80~90㎉が摂取できるので、2本食べればゼリー飲料と同等のエネルギー摂取もできます。
バナナはカリウム・マグネシウムを多く含む
運動とバナナの話をする際に切っても切れないのが、このカリウム・マグネシウムを多く摂取できる点になります。
カリウムとマグネシウムは重要なミネラルです。
ですが、運動時には汗と一緒に対外へ排出されてしまいます。
このため、大量に汗をかく運動などでは、不足状態になることがあります。
ミネラルの不足はパフォーマンスに直結する
ミネラルの不足によって筋肉が上手く働かなくなります。
このため、汗をかき過ぎたり、食品などからミネラルを摂取していないと
・力が入らない状態になる
・足などをつる(こむらがえり)
これらはミネラル不足で起こる現象です。
カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウムが不足することで起こります。
これらのミネラルは神経伝達をスムーズにする働きがあります。
脳での信号を筋肉などに伝えていきます。
これがミネラル不足になると、上手く信号が伝わらず、筋肉などが過剰に反応することで痙攣などを起こしやすくなります。
この神経伝達が上手く行かないことで力がはいらないと感じたり、余分に伝わることで足などをつってしまうことになります。
バナナと運動時の栄養補給 まとめ
バナナの健康効果だけでいうと、他にもたくさんの栄養が含まれていて、書いても書いても・・・というくらいにあります。
今回は特に運動時に食べることへの有効性に絞った上で更に簡単に説明させてもらったので、このくらいで何とか収まっているという感じです。
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