アーティチョークは抗酸化作用ナンバー1
アーティチョークという野菜があります。
この野菜は食べるまでの手間が大変で、しかも可食部(食べられる部分)がとても少ないことから、日本ではあまりなじみがなく、、今後も広がっていく気配は今のところありません・・・
今回この食材について書いていく理由はアーティチョークが様々な栄養を含んでいるためです。
まだまだスーパーでも見かける機会は少ないですが、見かけた際には、次の休日をアーティチョークに捧げるつもりで購入してみるのはいかがでしょうか?
今回はそんなアーティチョークについて書いていきます。
アーティチョークの特徴
では、そんなアーティチョークにはどのような特徴があるのでしょうか?
栄養的な部分を主にしながら書いていきます。
アーティチョークの特徴1:高い栄養的価値
栄養価としては葉酸、マグネシウム、リン、ビタミンCを多く含みます。
可食部が少ないので、他の量を摂取しやすい野菜での代用も可能ではありますが、単体としてのアーティチョークでも、非常に優秀と言えます。
アーティチョークの特徴2:抗酸化作用ナンバー1
アメリカの農務省が発表した抗酸化作用の強い野菜で、アーティチョークは見事1位になりました!
赤ワインやダークチョコレートといった、いわゆる抗酸化作用の有名どころと肩を並べるくらい含まれていて、野菜としてはかなり秀でた数値となっています。
ワインはアルコールが入っている、ダークチョコレートはカロリーが高め・・・
こういったネガティブな要素がない(あえて言えば調理が大変、量が摂取しにくい)点でも優秀と言えます。
抗酸化作用と言えば、最近では疲労の軽減にも効果があることが分かってきていますが、なんといってもアンチエイジングの部門で有名です。
この部分を売り込めば主婦に少しは手間がかかっても購入してもらえそうなところなのですが・・・
いずれ健康系の情報番組で取り上げられるのを待つのが一番なのかもしれません。
アーティチョークの食べにくさの原因
アーティチョークの食べにくさ1:手間と時間がかかる
とにかく食べるまでに手間がかかることがあります
ガクと言われる、葉っぱ状の形をした部分の先端の尖っているところを全て切り落としてから茹でる(蒸すもしくはレンジでチン)という手間
ガクを取った後の白髪状の(花)部分を全て取り除く手間
茎も美味しいものの、中央部分の緑の濃い部分以外はえぐみが強くて取り除いた方が良いので、ここでも一手間
アーティチョークの食べにくさ2:食べられるところが少ない
ガクの白い部分を歯でそぎ取るように食べる
白髪のような部分を取り除いて残ったハート型の白い部分を食べる(この時が至福の時)
茎の緑の濃い部分を(調理して)食べる
この他の部分は基本的に捨てられてしまいます。
食べる方法もあるようなのですが、個人的にそこまでやってみたことがありません。
こういった点についてはイタリアンの専門店などで、信頼できるものを食べた方が安全でしょう。
買ってみたけど、90%くらい(それ以上かも)を捨てることになってしまうので、何とも言えない気分にさせてくれます。
アーティチョークについてのまとめ
アーティチョークは非常に栄養的に優れています。
その反面、口に入れるまでのハードルが高く、まだまだ一般的にはなりそうにありません。
冷凍などで、簡単に食べられるものが出てきたら、僕はとりあえず買ってみるのですが、何処か挑戦してくれるメーカーさんはないでしょうか?
アメリカなどでは一般的に食べられているようなので、今度そのあたりを知人に聞いてみようと思います。
味は少し豆っぽさがあり、美味しいですが。