目次
アルコール
そうはいっても嗜好的に好まれていたり、
付き合いに必要だったりします。
むしろ人間関係について必要なものになっている部分すらあります。
お酒のはじまり
その歴史は非常に古く、
紀元前の農耕がはじまる前にはすでに飲まれていたと
言われています。
蒸留酒は遥か後に錬金術師に作られたとか
もはや浪漫の世界です。
お酒の定義
お酒はエタノールを含む飲み物のことです。
昔は屋台のおでん屋さんののれんをくぐった如何にもなおじさんが
「おやじ~エチルくれ~」なんて時代もありました。
もはやエタノールが入っていればなんでも良いという感じですね(笑)
このエタノール飲むと酔っ払いますが
この酔うという状態を求めてお酒を飲む事もあります。
お酒には向精神薬としての効果があるのですが、
酩酊状態による混乱やトラブルも起こる為、
いつの時代も社会的には微妙な視線にさらされています。
アルコール摂取のメリット・デメリット
お酒を飲むことのメリットとデメリットを見てみましょう。
お酒を飲むメリット
反対にデメリット
デメリットとの兼ね合いも同じく、少量であれば問題は起こりづらいと思います。
これについては僕も過去の経験上痛いほどよく分かっています(笑)
もうお酒は飲まないと誓ったはずなのに・・・
最近はようやくコントロールできるようになってきましたが。
そして、最大の問題点は酔っ払いの行動に
反社会的という部分があるためです。
もちろん全員が毎回でもありませんが。
周囲に迷惑をかけてしまう行動については
周囲の目が厳しくなってしまうのも仕方がありません。
本人の健康被害だけであればもう少し扱いも変わるでしょう。
(煙草も副流煙に害がなければ、扱い変わるかもしれませんね)
飲まれ続けていくのでしょう。
アルコールと健康問題
さて、健康問題に戻りますが
ガンとの関連性についてはWHOが認める範囲で
原因になると注意喚起されています。
アルコールと肝臓との関係
この他にもアルコールについて興味深いと感じるところは
肝臓がアルコールを分解する仕事をするのですが、
肝臓からするとアルコールは体外から摂取した毒であり、
何を置いてもアルコールの分解を優先してしまいます。
そして、肝臓が分解できるアルコールは1時間当たり
日本酒1合(1/4合くらいと言われます)にも満たないのですが、大体お酒を飲む時は
それより多く飲むのではないでしょうか?
そうすると肝臓はアルコールを分解しきるまで働き続けなければいけません。
そのまま肝臓を酷使すると、
アルコール性肝炎や肝硬変など重篤な肝臓の病気になります。
肝臓は沈黙の臓器とも言われ、よほど状態が悪くならないと
症状が表面化しないため、何かしらの自覚症状が出た時には、
病状はかなり進行しているので、予後が悪くなる傾向にあります。
肝臓を働かせ過ぎないようにお酒を嗜む余裕が持てると良いですね。
アルコールは飲めば飲むほど脱水症状になる?
アルコールは水分なのに、
どうして飲むと水分が足りない=脱水症状になるのでしょうか?
理由は2つ
利尿作用については、なんとなくお酒飲むとトイレ行きたくなる感覚は
分かりやすいと思います。
アルコールの分解には水分を使用するので、
強いお酒を飲むときはチェイサーと言って、
別に水も用意して飲む事もあります。
ちなみにチェイサーはカーチェイスのように追いかけるの意味からきています。
強いお酒は喉を傷め、咽頭がんの原因になるので、
負担を減らす為の水という事なのですが、
水についてはアルコール分解の際に利用もできるので、
そういった点でも強いお酒を飲む際のチェイサーは理にかなっていると言えます。
お酒はやはり飲みすぎないことを前提にすることが
大切ですね。
それが一番難しい問題なのかもしれませんが。