給食における食事の楽しみを演出する方法

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 食事の楽しみ感を増幅させる取り組み

食事は香りで楽しむとか、見た目で楽しむとか

口以外の器官もしっかりと使用して、五感で楽しむということになっています。

そうなるともちろん

口に入れる前から食事を良くするための工夫は始まっていくべきですね。

食事前から演出勝負は始まっている

では、実際にどんなことが考えられるでしょう?

まずは当日までにできることとして、

イベントであれば告知

そうでない場合は食事に関する興味を引く取り組み

食堂など、食べる部屋の飾りつけなど

基本的に食べるべきスペースに入る前に、どれだけ気分を高めてもらえるかということが、食事の充実感や満足度を上げる働きをしてくれると思います。

こういう点では、やはり外食産業が強く、

「そこで」食事をすること自体に付加価値があると言っても過言ではありません。

つい最近もホテルで食事をする機会がありましたが、そのサービスや雰囲気はやはり特別なものでした。

でも、それですら毎日続けていたら特別ではなくなってしまうでしょう。

そうなると、毎日食事をする家庭や施設などだと、その難しさに直面しながら特別感を出さないといけない困難さが出てきます。

普段と同じスペースでの食事でありながらも特別な雰囲気を出すことの難しさがあるので、イベント食など、決め打ちして、「とあるいつもの食事」を「少しだけ特別な食事」に変えていくくらいが良いと思います。

大体厳しい予算がありますしね・・・

食事内容自体についての取り組み

では、実際にどんなものが目を引くのか??

・旬の食材を全面的に使用する。

・とある地域をピックアップした郷土料理のようなものを提供する

・まったく目先を変えた創作料理やオリジナルの料理を事前に広告して実施する

・世界の料理と題して、色々な国籍料理を提供する

・バイキング形式にする

・デザートに力を入れる

・目の前でライブ調理を行う

こんなところでしょうか??

当然ではあるものの、どれも手がかかりますね。

体制上ここまでできない現場の方が多いと思います。

ごく簡単に目先を変える方法としては

雰囲気の演出として器を変える

新しい食器を購入するとお金がかかり過ぎますが、

最近は使い捨ての容器にも非常にオシャレで、触るまでそれが使い捨て容器だと気が付かないようなものも安価で手に入るので、そういったものを使用するのも良いと思います。

お弁当という形で演出する

定期的に実施するなら松花堂弁当用の器を(安くないけど)購入してしまうのも良いと思います。

難点として場所を取ることがありますが・・・

ちなみにこの手の弁当箱も使い捨てのもので良い物が多く出ています。

僕も新年会用の食事を頼まれたときに、木目調の使い捨てお弁当箱に、自分で作成した熨斗紙(のしがみ)を付けて提供したことがあります。

その時は、新年会担当の人がすごく予算取ってくれたんです。

調理に盛り付けに、と大忙しの1日でしたが、今でも非常に楽しい思い出として記憶に残っています。

またやりたいなぁ。

食事におまけをつける

これは行事にちなんだイラストやコメントでも良いですし、何かしらが食べる席に用意されている、あるいはお盆に乗っていると言うだけで相当印象が違うものです。

僕の施設では誕生日の人にバースデーカードに一言添えて提供しています。

ちなみに誕生日には何を食べたいかを事前に当人と確認して、可能な形で提供しています。

たとえそれがお金のかかっていないものだとしても

お子様ランチの国旗やおもちゃは大したそんなに高そうなもので無かったとしても嬉しかった記憶はありませんか?

大人になっても、何となく嬉しい気持ちは残っている(と信じたい)ものです。

普段は使用しないような食材を使用する

これはちょっと難しい気もしますが、むしろ普段は使用しないような食材を使用する日に、イベントっぽくすると考えると、余計なお金もかかりません。

最近ではうなぎが高くてなかなか使用できないなんて現場も多いと思います。

であるのであれば、せっかくウナギを使うという場面が来るのであれば、それをイベントに仕立ててしまえば良いのです!!

イベントするためにウナギを買うのではなく

ウナギを使うからイベントにしてしまいます。

こういった年に数回つかうかどうかという食材の時に

事前に

「○月×日に○○が出ますよ~」という準備をしておくだけでも大分違うものです。

手始めにポスターでも作ってあちこちに張りましょう。

給食では香りはどうする?

ここまで見た目について書いていきましたが。

給食では提供時に匂いをさせることは難しい部分があります。

では、いつ食べる人を刺激するのかと言うと

調理時間です!

大きい会社でなければ、調理時の匂いはせめて同じ階層には届くはずです。

そこで、にんにくあたりを盛大に焼けば、昼前の時間に空腹感も増すというものです。

おススメはガーリックトースト

にんにくバターをオーブンで焼くと、良い匂い(僕がにんにく好きなだけかも)がかなり広がります。

食後の事は考えたら負けですが、できる環境であればガムを付けたりしても良いでしょう。

給食における食事の楽しみを演出する方法 最後に

今回は簡単ではありますが、食事について

楽しむという点について書いていきました。

特に栄養士が関わる現場の場合は給食が多く、縛りもたくさんあるので、難しいと最初からあきらめてしまう事も少なくないのですが、工夫次第で、いつもと一味違った楽しい演出はできると思います。

こういった創作的な仕事は数字とにらめっこするよりも(僕には)とても楽しい仕事です。

出来る限り自由に楽しく仕事ができればと思います。