管理栄養士になるのは早い方が良い! 僕の管理栄養士取得までの道のり紹介

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栄養士、そしてゆくゆくは管理栄養士を目指そうと思っている方

すでに栄養士として働いていて、管理栄養士の取得を少しでも考えている方。

資格は早めに取っておくに限ります!

ここでは

僕が実際に管理栄養士の勉強中に行った勉強法と役に立ったと感じていることを、僕の資格取得までの道のりと共に紹介していきます。

一応受験資格取得して一発で試験に合格しているので、少しは役に立てるのではないかと思います。

資格取得は早めに、と言う理由

僕が資格の取得を早くした方が良いという理由として

・学校は管理栄養士取得のためのカリキュラムを組んでいるので、それが頭に残っているうちに試験を受ける

実際に社会人になって現場で働くと、その現場で有用な知識は伸びますが、使わない分野が結構出てくるので、そういった方面は忘れていきます。

僕は専門学校卒だったので、2年の実務経験が当時必要で、その間に勉強し始めてこれを痛感しました。

「やったな~、でも忘れてるな~」という感じ

思い出す&記憶するまでにかなりの時間を浪費してしまいます。

ここで、大学にしておくんだったと軽く後悔するまでが、専門学校卒業生のテンプレだと思います。

簡単に言ってしまうと、スタート地点が後方に下げられた所からになってしまうという具合。

・社会人になってからだと単純に勉強時間が作りにくい

実は、これは働いている企業などで大きく異なります。

時間がないという人達が僕の周りには多かったのですが、僕は全く状況が違って、当時働いていた会社が、「管理栄養士を増やす方針」を掲げていたので、試験資料やら何やらも用意してくれて、時間がないという事は感じませんでした。

就職する際にはこういった点を事前に調べておくことも良いと思います。

僕の場合はたまたま良い時期に良い所にいたな、と、今更ながら感じています。

・覚えにくくなる

当然、加齢と共に、何かを記憶することは難しくなります。

昔は一夜漬けで良かったのに・・・というのはこの年齢になって思い知らされる悲しい事実です。

・カリキュラムが変わってしまう恐れがある

僕が合格した時と今ではカリキュラムが異なります。

同級生で「そのうち取る」と言っていた人達は絶望しています。

要するに「1から勉強し直さないといけない環境になったためです。

今後もいつこういったカリキュラムの変更があるか分からないので、取れる時に早く取得しておくことは非常に大切です。

追記

実際に管理栄養士試験の受験資格取得後3年以上経過した人の合格率はガクッと下がります

この理由としては

①合格した人から抜けていくので、何年か受からない人が残り、その結果受かりにくい人ばかり残ってしまう。

②厳しい言い方ですが、「運が良ければ受かるだろう」と甘い考えで毎年受ける人もいます。

正直、それではさすがに自頭の良い人でも難しいでしょう。

しっかりと準備して欲しいと思います。

勉強法のおススメ

参考書は1冊か2冊でOK

参考書はそれぞれ、そこまで異なる内容ではないので1冊でも良いと思います。

問題集にも参考書の内容が網羅されているものが多いので、そんなに量は問題になりません。

問題集はたくさんやった方が精神衛生的に良い

あっちの問題集も買ってやっておけば良かった・・・

何回も同じ問題をしていると単なる丸暗記になってしまい、勉強した実感がない・・・

という余計な心配を残さないためにも、参考書は少なく、問題集は多めが良いと思います。

過去問だとどこも同じ内容なので、過去問は1冊でOKです。

セミナーは内容を見て良さそうであれば積極的に参加する

僕個人は卒業した学校が主催する卒業生向けのセミナーが非常に役に立ちました。

この時のセミナーで特に良かったところとして

過去に管理栄養士国家試験の問題を作ったことのある人が講師をしてくれたことがあります。

問題を作る人がどんな問題を出しやすいか、出しにくいかなど教えてくれて、勉強するべき部分と省く部分が見えた。

そして社会人になると、身近に先生がいないので、疑問に思っていることなどを質問できる貴重な機会でもあります。

上手に使えればセミナーや研修会は最もお勧めな方法です。

社会人だと1人で勉強している感覚になるので、周囲の参加者から刺激を受けることもできます。

セミナーで実際に聞いた内容で興味深かったものとしては

黄疸はすでに全容がはっきりしているものなので、現実に黄疸になる人は少なくて実用性は低いけれども、試験問題としてこんなに出しやすいものはない。

新しい知識で、まだ正確な所が分かっていないものについては、後で答えが変わってしまうことも有ることから問題にしにくい

今年ここの問題を作るのは確か○○先生で、あの人は△△が好きなんだよねー、など

参考書では得られない情報が得られそうなら参加すべきだと思います。

お金儲けの為だけにセミナーをするところもあるので、注意も必要ですが。

※一つ忠告です。

僕の場合は在籍していた学校主催という事で参加者にも甘えがあったと思うのですが、せっかくお金を払って参加しているのに、眠っている人がチラホラいました。

その人達がその後どうなったかは・・・言うまでもないことです。

僕の勉強時間

僕は平日1時間、休日に5時間というスケジュールで1年勉強していました。

この頃は実家暮らしでしたが、母親に初めて勉強しているところを見たと言われる始末でしたが。

結果的には合格できましたが、最後の追い込みの時期に「時間が足りない」と感じる部分があったので、実際にはもう少しやっておくべきだったと思います。

基本的に学科数も多く、自分なりの勉強法を確立するまでにかなりの時間がかかるので。準備は早いに越したことはありません。

まとめ

管理栄養士は受験資格を得たら早めに取得するべき!

勉強法は問題集を中心に、セミナーなども有効に活用する。

正直に言ってしまうと

忙しいから勉強する時間がない

社会人にとって万能の言い訳になるこのフレーズを使っていくらでも逃げ回ることができます。

でも、日本では管理栄養士は1度取得すれば一生のものです。

取得すればその後の勉強はテストのための勉強ではなくて、自分のスキルアップのための有益な勉強に当てられます。

今後は管理栄養士として独立するというスタイルで仕事をする人も増えてくるでしょう。

肩書としても有効なので、獲っておいて損はないと思います。