2017年10月一覧

食事形態は安全性と食事への想いが交差するもの

食事形態とは、食べる人の噛む能力、飲み込む能力に合わせて、食事をきざんだり、柔らかくしたり、とろみをつけることで、噛みやすく(噛まなくてもよく)する、飲み込みやすくすることを目的としたものです。 安全性を高める一方で通常の食事とは違ったものになってしまう面については食べる方と周囲の方に抵抗があることが多いです。 そのギャップについて考えていきます。

遺伝と生活習慣の伝統は紙一重

様々な病気のリスクとして、遺伝、あるいは生活習慣というのはよく聞きますが、遺伝だからあきらめるという感覚で良いのかというと、実は遺伝と思い込んで、先祖代々、あるいは現代社会の生活習慣が関連していることもあります。 どちらも病気のリスクの一つだと割り切って、健康な生活を目指しましょう。

うがいは風邪を防ぐもインフルエンザは防げない?

うがいについては手洗いなどと比べるとやや軽視されている印象を個人的には持っていますが、それに追い打ちをかけるように「インフルエンザにはうがいが効果がない」という話が出てきました。 どうして風邪予防には効果があるのにインフルエンザには効果がないのか、そのあたりをザックリまとめてみます。